約 2,080,418 件
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/5255.html
丸井ふたば〔まるい ふたば〕 作品名:みつどもえ 作者名:[[]] 投稿日:2008年2月19日 画像情報:640×480px サイズ:116,357 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて 2008年2月19日 投稿 2008年2月21日 再投稿 サイズを修正 680x480 → 640x480 コメント 名前 コメント 登録タグ 2008年2月21日 みつどもえ 個別ま
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2782.html
・この話には特に罪のないゆっくりがひどい目に遭います ・虐待されるゆっくりとそうでないゆっくりに分かれてます ・胴付きが漢字を使って喋りますがご了承ください ・このSSはHENTAIあきが書いたよ!分かってると思いますがHENTAIなSSだよ! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! 季節はずれの雪につい俺は山を登っている。 目的は春だと思って子作りにでも励んでいるゆっくりに雪をぶつけて遊ぼうと思ったからだ。 だがその目的は果たすことが出来なかった。 「皆死んでやがる・・・。」 この寒さで外に出ていたゆっくりは凍死していたのだ。 そりゃ脆弱なゆっくりじゃあこの寒さに対抗出来るはずもないよな。 諦めて帰ろうとした俺は何やら騒がしい声を聞いて、そちらの方に足を向けてみた。 「春ですよー!春だかられてぃはさっさと眠っててくださーい!」 「まだ冬よ!こんなに寒いんだからりりーこそさっさと眠ってなさい!」 いたのはゆっくりりりーとふとましいゆっくりれてぃだった。 しかも両方とも胴付きである。 おそらくゆっくりに興味のある者ならば狂喜する場面であろう。 りりーは春にしか活動しないゆっくりであり、一方のれてぃは冬にしか活動しないからだ。 そんな相反するゆっくりが同じ場所で仲良く喧嘩をしているのだからこれほど珍しい場面もないだろう。 「見てください!こんなに綺麗な桜さんが咲いてるんだから今は春ですよー。」 「何言ってるの!こんなに冷たくて気持ちの良い雪が積もってるんだから今は冬よ!」 両者ともそれぞれの季節の象徴である桜の枝と雪を持って相手に見せつけている。 お互い火花を散らしそうなほどに相手を睨みつけていて険悪な雰囲気だ。 このままでは喧嘩でもしそうなのでちょっと仲裁でもしてやるか。 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 俺の言葉に反応して両者とも声を揃えて挨拶をしてくる。 俺の存在に気付いて両者は俺に詰め寄ってきた。 「お兄さん今は冬よね!そんなに厚着をしてるんだからまだ冬のはずよ!」 「違いますよねーお兄さん。こんなにお花さんが綺麗に咲いているんですから春ですよねー?」 お互いに自分の季節を主張する二匹に俺は少し面白いことを思いつく。 ゆっくりを虐待出来なかったのでこの二匹にちょっと手伝ってもらおうと考えたのだ。 「そうだなー、俺にもちょっと分からないからゆっくりに聞いてみようか。」 俺の言葉に二匹は理解できないのかキョトンとしている。 その顔にちょっとキュンとしたが、俺は二匹に説明をする。 「あいつら冬ならお家に引っ込んでて、春なら外で騒がしいだろ? だからゆっくりを探してちょっと聞いてみるんだよ。」 「それは名案ね!それならすぐにでも分かるわ!」 「良い考えですねー、きっとそれで春だと分かるんですよー。」 俺の提案にノリノリな二匹を見て、俺の作戦は成功である。 この寒い中で闇雲にゆっくりを探すのはあまり得策でないので、ゆっくりのことならやはりゆっくりである。 特にれてぃ種なら越冬中のゆっくりを食べるのだから、ゆっくりを探すのも得意であろう。 りりー種はどうか分からないが、れてぃと競い合わせれば多少は期待できるであろう。 二匹と共にさっそくゆっくり探しを始めると、さすがというかれてぃが木の下に巣を作ったゆっくりを発見したようだ。 入口近くまで姿勢を下ろして結界が張られて見づらいが中の様子を確認してみた。 「ゆーん、れいむのおちびちゃんはすごくかわいいよお!」 「おかあしゃんすーりすーり!」 「まりちゃのーびのーびするよ!」 「ゆぴーゆぴー。」 春だからさっそくすっきりーをして赤ゆを作ったのか、巣の中のゆっくり達はまさに幸せ絶頂期だ。 だが番であるゆっくりはどこにいるんだ? 「おかあしゃん!まりちゃおなきゃちゅいたよ!」 「れいみゅもおなきゃちゅいたああああああああ!」 「しゃっしゃとごはんしゃんをよういちてね!」 「ゆふふ!おちびちゃんたちはげんきだね!もうすぐおとうさんがごはんさんをもってきてくれるよ!」 どうやらこいつらは巣の中にいて外の寒さに気づいていないようだな。 多分狩りにでた番のまりさは凍死していたやつの中にでもいたのだろう。 「ほら見てください!おちびちゃんがいるんですから今は春なんですよー」 「違うわ!このゆっくりはお馬鹿だから冬でもすっきりーしちゃったのよ!」 いかんいかん。さっそく喧嘩を始めようとしている。 こんな所で無駄に争ってもらっても困るのでなんとか矛先を別に向けないと。 「まあまあ。さっそくゆっくりを見つけたんだから早く聞いてみないと。」 「そうだったわね。じゃあちょっと出てきてもらいましょうか。」 そう言ってれてぃが結界を壊して腕を突っ込んで中のゆっくりを外へと出す。 出されたゆっくりは何が起きたか分からずにパニックを起こしかけている。 「どうしてけっかいさんがこわれるのおおおおおおおおおおおお!」 「ゆわああああああああああん!しゃむいよおおおおおおおおお!」 「おかあしゃんすーりすーりしちぇえええええええええええええ!」 「しゃっしゃとれいみゅをあちゃちゃかくしちぇね!」 ゲスのれいむが一匹に善良そうなまりさとれいむが二匹か・・・。 楽しめそうだな。 「やあれいむ、ちょっと聞きたいことがあってね。」 「ゆ!?にんげんさん、れいむたちはなにもわるいことしてないよ!だからころさないでね!」 どうやら中々賢いゆっくりのようだな、人間との力関係をしっかり理解してるようだ。 「落ち着けれいむ。別に殺しはしないさ、ただ質問したいことがあってね。」 「いったいなに?れいむにわかることならなんでもこたえるよ!」 元気よく返事をしてくれるれいむだ、色々と楽しめそうだな。 さっそく質問をしようか。 「れいむ!今は冬よね!ゆっくりしてないで答えなさい!」 「違いますよね!今はとても気持ちの良い春ですよねー?」 俺が質問するよりも早くれいむに問い詰める二匹に、れいむの方は驚き気味だ。 少し考えた後でれいむは二匹の問いに元気に答える。 「いまははるさんだよ!れいむとまりさははるさんがきたからかわいいおちびちゃんをうんだんだよ!」 「「「かわいくてごめんにぇぇぇ!!!」」」 赤ゆ達がアピールしてくる、うぜぇ・・・。 さっさと虐待しようとするが、それよりも早くれてぃがれいむに雪を擦りつける。 「ほられいむ!冷たい雪があるわよ!これでもまだ春って言うの!」 「さむいいいいいいいいいい!なんではるさんなのにゆきさんがあるのおおおおおおおおおおおおお!」 ぐりぐりと雪を擦りつけられてれいむの肌が凍傷みたいになっている。 りりーはというと、赤ゆ達に春の花をご馳走している。 「ほーら見てください!こんなに美味しいお花さんが咲いてますから今は春なんですよー。」 「おはなさんはあまきゅてゆっきゅりできゅるね!」 「むーしゃむーしゃ!ちあわちぇええええええええええええええ!」 「なかなかみどころのあるどれいだね!れいみゅのどれいにしちぇあげるよ!」 こちらは赤ゆ達に幸せな春を提供しているよ。 って俺がしたいことを何先にやってるんだよ! 「ほらチビ達!こんなに冷たい雪がたくさんあるわよ!」 「やべでね!つめちゃくてゆっきゅりできないよ!」 「しゃぶいいいいいいいいいいい!れいみゅちんじゃうううううううううううううう!」 「くしょどれいはゆっきゅりしないでれいみゅしゃまをたちゅけろおおおおおおおおおおおお!」 矛先を赤ゆ達に向けるれてぃが一匹ずつ丁寧に雪で赤ゆを包んでいく。 発想が面白い虐待で鳴いている赤ゆの心地よい叫びに、俺の怒りもあっという間に治まる。 「ほーられいむさん。今は春ですからたくさんすっきりーしましょうね!」 「やめてね!れいむはだーりんのまりさいがいとすっきりーしたくないよ!」 こちらじゃりりーが春を伝えようとれいむにすりすりをしてすっきりーしようとしてやがる。 何だかアブノーマルな雰囲気を漂わせながら、りりーは顔を赤くさせて喘いでいる。 「「すっきりー!!!」」 にょきにょきとれいむの額から赤ゆが生えた茎が伸びてきた。 りりーの顔は春を伝えたという満足感で充ち溢れている。 「ゆわあああああああああああああ!まりさいがいとすっきりーしちゃったあああああああああああああああああああ!」 ゆっくりの分際で貞操観念なんて物持ってたのかこのれいむは。 りりーでもいないかと確認してみたが、いるのはすべてれいむ種のようだ。 「もっちょ・・・ゆっきゅりしちゃかった・・・。」 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛」 「じねえ・・・れいみゅをたしゅけないげしゅなおやはじねえ・・・。」 どうやらりりーを見ているうちに、雪に包まれた赤ゆは寒さにやられて死にかけているようだな。 用済みになったゆっくり一家にもうこれ以上関わる必要はない。 「どうもこいつらじゃ分からないみたいだな。もっと別のゆっくりに聞いてみようか?」 「今は春なんですよー。りりーはれいむさんに春を伝えましたから春なんですよー。」 「頭が春なのねりりーは。見てみなさい、赤ゆが寒さでゆっくりしちゃってるわ。だからまだ冬よ!」 喧嘩腰のれてぃをなだめながらも、俺と二匹はまた新たなゆっくりを探すためにこの場から離れる。 「まっでね!れいむをおいていかないでね!あんよがつめたくてうごけないよ!」 どうやら雪であんよがふやけて動けないようだが、そんなこと俺の知ったことではない。 さっさと次の獲物を探したいのだからそのまま放っておく。 番も死んでにんっしんしたれいむが生き延びれるかは知らないが、一応健闘を祈るよ。 「ゆ?どうじでおちびちゃんがしんでるのおおおおおおおおおおおおおおお!まりさああああああはやくかえってえええええええ!」 必死に番に助けを求めているようだが、多分お前の番は死んでるよ。 れいむの叫びを聞きながらも俺と二匹はさっさとその場から離れる。 こうして俺の休日は実に有意義な一日とすることが出来た。 苦労して越冬したゆっくり達を地獄に叩き落とすのは実に気分が良い。 春になって新しく生産されたちび饅頭を守ろうとするゆっくりはすばらしかったが、躊躇なく潰した。 さて最後の問題はこの二匹だが・・・ 「結局ゆっくりに聞いても分からなかったわね。」 「そうですねー。いつの間にか皆ゆっくりしちゃってましたからねー。」 半分ぐらいはお前らが過激な主張をしてゆっくりさせたんだがな。 さてこいつらどうしようか?珍しい希少種だしさすがに胴付きを虐待するのはちょっと躊躇う。 何より随分と役に立ってもらったからな。 「こうなったらお兄さんに聞いてみましょう!お兄さんは今はどっちだと思う?」 いきなりの無茶ぶりだなおい。 「いや、別に冬でも春でもどっちでもいいだろ?」 「「よくないわ(です)!」」 声を揃えて反論してきやがったよ。 しょうがないから適当に煙に巻くか。 「まあ落ち着け。いいか?春だろうと冬だろうとそのうち過ぎるんだからそんなに過剰にならなくていいだろ。 今日みたいにどっちか分からなくても、別に両方が楽しめるんだからゆっくりできると考えたら良いんじゃないか。」 俺の言葉に二匹は納得してない顔である。 まあお互いに春と冬を究極と至高の季節であると考えているのだから、はいそうですとは思えないのだろう。 まあそんなこと俺にはどうでもいいが。 「このお兄さんは何も分かってないわね。こうなったられてぃが冬の素晴らしさを教えてあげないと!」 「ちょっと待ってください!りりーだってお兄さんに春の素晴らしさを教えますよー。」 何故そんな考えに行きつくんだ?馬鹿なの?死ぬの? てか俺に二匹も胴付きなんて飼う気も金もないよ! 「ここはスタコラサッサだぜ!」 「逃がさないわよ!」 「春の素晴らしさをたっぷり教えてあげますよー。」 必死に家へと逃げようとする俺を二匹が追いかけてくる。 俺は後ろを振り返らずに全力で走りぬけた。 「ハッ!?夢か・・・。」 どうやら先週の休日のことを夢見ていたようだ。 安心して布団を被ろうと手を動かすが、布団の柔らかさとは違う何かぷにぷにした物を掴んだ。 何だか冷たくて柔らかくついもみもみしてしまう。 「くろまく・・・。」 寝ぼけた頭がだんだんと覚醒してくると、俺の手がれてぃの大きな雪見大福を握ってることに気づいた。 揉んでいたせいかれてぃの顔は少し赤らんでいる。 「朝ですよー!お兄さんご飯さんが準備できましたから起きてくださーい!」 最悪なタイミングでりりーが部屋に入ってきやがった。 お願いだからそんな冷たい目で見ないで・・・ 「お兄さーん?どうしてれてぃにそんなことしてるんですかー?りりーにも分かる様に説明してください。」 おかしいな、白いはずのりりーがなんだか黒く見えてきた。 本気で怒らす前に弁解という罪悪をしてみると、以外にもなんとか説得することが出来た。 「分かりました、じゃあ早く居間に来てください。ご飯さんが冷めちゃいますから。」 「ありがとうございます。」 結局あの後逃げようとした俺は積もった雪に足を滑らせてしまい、転んで気絶していた所をこの二匹に助けられてしまった。 幸いすぐにりりーが飛んで行って人を呼んでくれて助かったのだが、済崩しにこの二匹を飼うことになってしまった。 「うふふふ、駄目よお兄さん。冬の醍醐味はまだこれからよ・・・。」 何の夢を見ているのかれてぃはよだれを流して変な寝言を言ってる。 やはり春の気温だとれてぃ種は活動時間が短くなっており、起きるのは涼しい夜でそれまでずっと眠っている。 電気代はかかるが、一応扇風機でれてぃの体調が悪くならない様に風を送ってやる。 「まあ楽しいからいいか。」 俺は着替えを済ませると、りりーが待っている居間へと向かう。 おまけ 黒幕の正体 「うふふふ、冬の魅力を教えるにはやっぱりすーりすーりして少しだけ暖かくなるのが一番のはずね。」 「むにゃむにゃ、ゆうかにゃん可愛いよゆうかにゃん・・・。」 「ゆうかだなんて、あんな夏真っ盛りのゆっくりのどこが良いんだか・・・。」 「駄目だよゆうかにゃん、そんな所舐めちゃ。」 「お兄さん起きてるでしょ!どうしてれてぃに抱きついてくるの!」 完全に熟睡しているお兄さんは夢の国で戯れているゆうかにゃんと楽しく過ごしている。 布団の横に潜り込んできたれてぃをゆうかにゃんと勘違いしたのか、そのふとましい体を抱きしめた。 すーりすーりしようとしていたれてぃは身動きが取れずに、お兄さんにされるがままである。 体中を弄られて、れてぃは逆にお兄さんの魅力をたっぷりと体に教え込まれてしまったのであった。 後書き この前近所に雪が積もったんで本気で目を疑い、これなられてぃでも出てくるんじゃねと思ったのでSSに採用しました。 個人的に冬の寒い朝の布団の温かさこそこの世の楽園だと感じております。 だからおまけのれてぃもお兄さんにすーりすーりしようとしたんだよ!決してHENTAI目的じゃないよ! 次は何を書こうか悩むHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 ふたば系ゆっくりいじめ 1165 ゆっくりクラブ ふたば系ゆっくりいじめ 1178 まりさひどい目に遭う ふたば系ゆっくりいじめ 1184 オレンジジュースを買いに ふたば系ゆっくりいじめ 1216 特異体質を持つ愛でお兄さん ふたば系ゆっくりいじめ 1233 新月の夜に ふたば系ゆっくりいじめ 1247 しっかりゆっくりとうっかりゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 1268 一人ぼっちのゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 1280 新世紀覇王伝まちょりー ふたば系ゆっくりいじめ 1294 行列の出来るえーりん診療所 ふたば系ゆっくりいじめ 1311 みょんな一日 ふたば系ゆっくりいじめ 1326 ゆっくりが泣く部屋 HENTAIあきの作品集 このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! ◆SS感想掲示板 HENTAIあき感想スレへ ※書き込む時はSSのタイトルを書いて下さい。 コレをコピーしてから飛びましょう→『ふたば系ゆっくりいじめ 1347 春?冬?』 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/saikyouwoman/pages/258.html
【作品名】みつどもえ 【ジャンル】ギャグ漫画 【名前】丸井ふたば 【属性】ちょっとスケベなマッスルガール 【大きさ】小学6年生女子並み 【攻撃力】学校の机を素手で破壊したり、体当たりで教室のドアを粉々にできる 雪を片手で握り固めて木に投げつけると、木に積もった雪が全て落ちる 【防御力】走行中(駅から50mの位置なので速度はそれほどでもないか)の 電車から落ちても軽症で済む 頭から大量に流血してもわりとすぐに出血が止まる 【素早さ】50m走の記録は6秒2 豆まきの豆を至近距離からいくつも投げられても全てキャッチする反応 (背後から投げられてもテーブルをかかとで蹴りあげて防げる) 【特殊能力】おっぱいのサイズを少数点以下2位まで目視で判定できる 【長所】小学生にしては強い 【短所】あたま 【戦法】直接攻撃 vol.3 292参戦 ---- 301 :格無しさん:2010/10/03(日) 17 34 41 ID eilTXF1X 丸井ふたば考察 ○ 伊勢谷緋華>上原>涼宮ハルヒ チョップ勝ち × 向坂 環>桜井さくら 殴りあって負け 桜井さくら>丸井ふたば>伊勢谷緋華
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1958.html
色色ゆっくり 19KB 虐待-普通 ギャグ 小ネタ ※小ネタ詰め合わせです 「実演販売」 あーやっちゃった! 「なにするんだぜぇぇ!まりささまのきれいなおはだに、いろがついちゃったのぜぇぇぇ!」 飼いゆっくりの皮に醤油のシミ…ありますよね?こんな事。 そこでこれですよ奥さん!「ゆっくりクリーナー」の出番です。 ご覧ください、普通のたわしやスポンジじゃ中々落ちないですよね、この汚れ? 「ゆぎゃぁぁぁぁ!いだい!やめろぉぉぉ!ごしごしさんいやぁぁぁぁ!」 ところがですね、この「ゆっくりクリーナ」でさっと一拭きすればあら不思議! 汚れたゆっくりがこの通り綺麗になります。 「いだいぃぃ………ゆゆっ?!まりささまのおはだがきれいになったのぜぇぇ!!」 ゆっくりもこれにはびっくりです!シャレじゃありませんよ。さあ、奥さんもっと良く見てくださいよ どうです?綺麗なもんでしょ? 「ゆふふん!まりささまのびはだに、みとれているのぜ!もっとよくみていいのぜ!!」 さあ、どんどんやってみましょう! まずはケチャップ、カーペットにこぼしても大変なのに、ゆっくりに掛かったら一大事です。 「ゆべぶっ!なんなのぜぇぇ!まりささまのかみのけがよごれちゃったのぜぇぇ!!」 これではまるで血まみれの生首です、ゆっくり殺人事件ですよ奥さん! でも、ご覧ください「ゆっくりクリーナ」で一拭きすればこの通り!ケチャップも敵ではありません。 「ゆゆ~ん♪きれいになったのぜ~♪びまりさなのぜ~♪」 あら?そこの奥さん、まだ信用してないんですか?じゃあ、もっとすごいの行きますよ~ あぁっと、油こぼしちゃった!見てくださいゆっくりが油まみれです、酷いですねこれは。 ここまで油でべったりだと、このゆっくりは揚げ饅頭にでもするしかありません! 「ゆぴゃ!ゆわぁぁぁぁん!これはなんなのぜぇぇ!べとべときもぢわるぃぃぃ!」 でも、この「ゆっくりクリーナ」はすごいですよ!油も簡単に拭き取ってしまいます。 「ゆぺぺぺっ!さっぱりしたのぜ!ゆふ~ん♪まりささまはすごいのぜ~♪」 ゆっくりもこれには大満足ですね! あら?奥さん?気に入らないんですか?ならもっとすごいをお見せしましょう あっと!ペンキをこぼしちゃった!…これは酷いですね…真っ青なゆっくりの出来上がりです。 こうなったらこのゆっくりはもう、ゴミに出すしかないですよね? 「ゆぎゃぁぁぁ!めになにかはいったのぜぇぇ!いだいぃぃ!ぬるぬるきもちがわるいのぜぇぇ!!」 処がこの「ゆっくりクリーナ」ならこんなペンキでもあら見事!すごいですねこれは! 「いだぃぃぃ!おめめをこすらないでぇぇぇぇ!!ゆべべべべっ!ゆぎぎぎぎっ! …ゆひっ…ゆぎっ…ぬるぬるさん…とれたのぜ?……」 どうです、納得して頂けました?帽子や髪についていたペンキもバッチリ取れました。 秘密はこの○○にあるんですねー あら、そこの奥さん今来ました?もう一回はじめからやりますよ、見ててくださいねー あー墨汁こぼしちゃった!……… 「ゆひっ…ゆひっ…もう…いやなのぜぇ!……………ゆぼべべべべっ!!」 完 「小さな親切」 「ゆっ!くそにんげん!れいむはおなかがすいたよ!なにかたべさせてね! あと、れいむはさむくてしにそうだよ!かわいそうなんだよ!だかられいむをかいゆっくりにしてね!」 「あら?なにかしら?…これはゆっくり?…」 まだ冬も始まったばかりの頃、れいむは捨てられた。 原因は態度が悪くなってきたから、要するにゲス化したからである。 個体の質と飼い主の躾の問題もあり、程なくして手がつけられなくなった。 れいむは飼い主に公園に捨てられてから、ろくな物を食べていなかった。 幸いほかに野良ゆっくりがいなかった事もあり、 同族から危害を加えられることが無かったが、それでも飢えと寒さに耐える生活を強いられていた。 そしてようやくれいむにも幸運がめぐってきた。久しぶりに見かけた目の前の人間である。 彼女はゆっくりに対しての知識も乏しく、野良ゆっくりを見るのも初めてだった。 そして何より幸運な事は… 「えっと…彼方は寒くてお腹がすいているのね?」 「さっきからそういってるでしょ?ばかなの?しぬの?」 「あの…その…ごめんなさいね」 彼女はお人よしだったのである。 通常ゆっくりがこんな態度で人間に接すれば、駆除されても文句は言えない。 これが鬼威参なら即お持ち帰りされて苦痛を味わう事になったであろう。 しかしれいむは運が良かったのだ。彼女は目の前のゆっくりを可哀想だと思ってしまったのだ。 「えっと…私は今食べ物を持ってないのよ…ごめんなさいね」 「つかえないくそにんげんだね!まえにれいむがかっていた、どれいのほうがまだましだよ!」 「はぅ…ごめんなさい…………でも、そのかわりね…これがあるの、 これがあれば寒い思いはしなくていいと思うわ」 「ゆん!しかたないね!それでがまんしてあげるから、さっさとちょうだいね!」 「今貼ってあげるからじっとしててね…」 そう言うと彼女は鞄からそれを取り出す。当然れいむはそれが何か解らない。 彼女はれいむの両頬に当たる場所にそれをそっと貼り付けた。 「ゆ!なんだか気持ちが悪いよ!それにぜんぜんあたたかくならないよ!はやくこれをとってね!!」 「…もう少ししたら暖かくなるからそれまで我慢してね……私にはこれ位しかしてあげられないわ… ごめんなさいね……………もう行くね」 「まったくつかえないどれいだね!しかたないね!さっさとれいむをおうちまであんないしてね! れいむがおまえのごしゅじんさまになってあげるよ!!………ゆん?どこにいったの?つかえないやつだね! ……ゆゆっ!なんだかあたたかくなってきたよ!ぽーか、ぽーかしあわせ~♪」 もうすでに彼女は去ってしまったのだが、そんな事にも気が付かず好き放題言い放つれいむ。 いつの間にか奴隷にされてしまっている始末である。 だが、そんなれいむにも災難が降りかかる事になる。彼女の親切が仇となったのだ。 彼女がれいむに張った物それは、貼り付けタイプの使い捨てカイロだったのだ。 「ゆふふ~ん♪あったかいよ!これがあればふゆさんも、れいむのてきじゃないよ! さすがれいむだね!!つよすぎてごめんね!」 どこまでも調子に乗るれいむ、これが餡子脳という物なのだろうか?なぜか自分の強さに酔いしれていた。 だが、天はやはり奢り高ぶる愚か者に鉄槌を下すのか、少しずつ変化が現れ始めていた。 「ゆゆ~ん♪しあわせ~♪あったかすぎてなつさんがきたようだよ!…なんだかあったかすぎだよ? どうなってるの?これじゃあついよ!もうあつくしなくていいよ!…あづいぃぃぃ!!これどっでぇぇぇ!!」 このタイプのカイロは人間でも直接肌に張ったりはしない。低温火傷の危険性があるからだ。 これをれいむに貼り付けた彼女もその位は知っていたのだが、 彼女はゆっくりの事をよく知らないために、皮に直接貼り付けてしまったのだ。 余りの熱さにのた打ち回るれいむだったが、その程度でカイロが取れることは無かった。 揉み上げを使えば取る事も出来たかもしれないが、熱さでそこまで思考が働かなかったのである。 「あづいのいやぁぁぁぁぁ!おうちかえるぅぅぅ!!ゆぎゃぁぁ!………み…みずさんがあるよ!…みずさんにとびこむよ!」 れいむは公園の小さな池に目掛けて飛び込んだ。当然水は危険な物だと理解はしていたが、それ以上に熱かったのだ。 池の水は思った以上に冷たく、すぐに熱さを和らげてくれた。しかし今度はその冷たすぎる水がれいむを襲った。 池は小さいと言ってもれいむでは這い上がれないほどの深さがあったのだ。その上水が濁っている為視界も悪い。 「ぼごごごぐぼっ!づめだいぃぃぃぃ!おみずざんがらでられないよぉぉぉぉ!!」 どうやって喋っているのかは知らないが、れいむは水中で必死にもがいていた。 だがそれも逆効果でしかない、もがけばもがくほど皮は水を吸ってふやけていった。 「ゆぼごぼぼっ!おみずざん!でいぶをゆっぐりざぜろぉ!ぼぼゆごぼど!」 こうしてれいむはゆっくりさせてくれない水に呪いの言葉を吐いて、池の栄養分となっていった。 彼女の親切がれいむには仇となってしまったが、まあ仕方ないだろう。 めでたしめでたし 「とっさの対応」 「いたいんだぜぇぇ!なにするのぜぇぇ!このてんいんさんがまりさをいじめるのぜぇぇ!!」 コンビニでバイトしていたら、野良ゆっくりがやって来た。丁重に追い出そうとしたら、突然騒ぎ出した。 僕は自分でも気の弱い方なので、普段なら野良ゆっくりなんかに触った事もない。 先輩も今は休憩に入っているので、僕一人で対応しなくちゃならなかったんだけど… 「このみせはさいあくなのぜぇ!てんいんさんがまりさをいじめるのぜぇ!」 この帽子をかぶったゆっくりがこんな風に叫ぶのだ。困った事に店には他に客も居る。 僕はとりあえず叫び声を上げられない様にゆっくりに気を使う。 「…えーっと、僕は君に危害を加えるつもりはないよ…大人しくしてくれないかな?」 にやりっ!「…そんなことしんじられないのぜぇぇ!てんいんさんはまりさをいじめるのぜぇぇ!!」 ん?今一瞬ニヤッとしなかったかな?困った、先輩はまだ来てくれないかな? このまま強引に店から出したらさらに騒ぎそうだし、ゴミ箱に捨てたら中で叫んでそうだし… なんとか大人しくして貰うしか方法がなさそうだな… そう考えた僕は出来るだけ穏便に対応することにした。 「僕は何もしませんよ、ただ君に外に出て行って貰いたいだけなんですよ」 「まりささまはおきゃくさまなのぜ?そういうたいどはよくないんだぜ?ことばづかいもわるいんだぜ!」 そう言われると流石にイライラするが、ここで騒がれる物面倒なのでおとなしく従うことにする。 「失礼しましたお客様、今日はどのようなご用件でしょうか?」 「さいしょからそういうたいどで、いればいいのぜ!まりささまはあまあまをしょもうするのぜ!!」 あまあま?なんだろう?そんな商品は置いてないし… そんな事を考えていると、ゆっくりがお菓子コーナーの方に向かっていった。 僕も慌てて後を追いかける、幸い他の客は雑誌コーナーで立ち読みしていた。 ゆっくりはチョコレートなどが置いてある場所で止まると、こっちを見て来た。 「なにしてるのぜ!きのきかないてんいんなのぜ!はやくそれをとるのぜ!まりささまじゃとどかないのぜ!」 「これですか?」「ちがうのぜ!」「これでしょうか?」「それじゃないのぜ!」「じゃあこれです?」「ちがうのぜ!」 『このてんいんはぜんぜんつかえないのぜぇぇぇ!やくたたずなのぜぇぇ!』 流石にムカッとしたが、何とか我慢する。 何度目かのそんなやり取りをしている内に、僕は誤って棚のお菓子を崩してしまう。 崩れた箱入りのお菓子はゆっくり目掛けて降り注いでいった。 「ゆがべべっ!いだいんだぜぇぇぇ!!なにするんだぜぇぇぇ!!」 ゆっくりもこれには驚いたのか、崩れたお菓子に埋もれて騒ぎ出す。 僕は慌ててゆっくり発掘作業に取り掛かる。 やっとゆっくりをお菓子の中から救出すると、ゆっくりが一瞬ニヤッ!とまた笑った。 「いだいぃぃ!しにそうなんだぜぇぇ!てんいんさんにころされるのぜぇぇぇ!!このままじゃまりさしんじゃうのぜぇぇ!」 いきなり叫ばれてどうしようか迷ってしまった僕は、かなり焦っていたのか訳の解らない事を言ってしまった。 「お客様!何処が痛いんですか?骨折しましたか?心臓が止まりそうですか?」 「いだいのぜぇ!こっせつしたのぜぇぇ!しんぞうがとまりそうなのぜぇ!(棒読み)」 良く考えてみれば饅頭が骨折や心停止だなんて、可笑しな話ではあるがゆっくりも乗ってきたので慌ててしまった。 そして緊急時のマニュアルを思い出し備え付けてあったAED(※自動体外式除細動器)を用意する。 起動したAEDの音声ガイドに従い電極パットをゆっくりにつけた。 「なんなのぜ?このへんなのをはがすのぜ!!」 『心肺停止しています…直ちに電気ショックを行います』 「ゆゆっ?」 ドゴンッ!「ゆびゃぁいぃぃ?!」 衝撃音とともにゆっくりが飛び上がり悲鳴を上げた。そこには先ほどまでの憎たらしい顔は無く、 両目を見開いて涙を流し、だらしなく口を開いて舌を出した無様な姿のゆっくりが悶えていた。 「ゆ…がご…ぎ…ぎ……げ…げ…ぐ…」 『心肺、活動がみられません…もう一度電気ショックを行います』 ドゴンッ!「ゆっごおぉぉぉ?!………ゆ…が…が……が…」 ドゴンッ!「ゆっぼうぅぅ?!………ゆ…ぎ……ぎ……ぎ…」 ドゴンッ!「ゆばんっ?!…………げ……げ…げ…」 そんなやり取りをしていた所に先輩がやって来た。 「君はアホか?そんな事しても意味ないよ、ゆっくりに心臓なんかあるわけないだろ?」 「え…?」 そこで一気に冷静になった僕がゆっくりを見ると、汚い顔で死んでいた。 騒ぎに気がついた客も集まっていた、何人かが感心したような顔をしていたのが印象的だった。 「あーあ、しーしーやらうんうんやらで汚れてしまったな…君が片付けておくんだぞ? …まあ、面白い物がみられたよ…笑わせてもらった」 そう言うと先輩はまた店の奥に行ってしまった。どうやら一部始終を見られていたようだ。 僕は仕方なく店の掃除とゆっくりの後始末をする事になった。 それからしばらくして、ゆっくりに対してAEDを使った人が何人か報道されていた。 僕のような人間が他にも居たのかと思うと、ちょっと笑えてきた。 程なくしてAEDの注意書きに「ゆっくりには使用しないでください」と追加されたそうだ。 完 ※AEDは心室細動の際に機器が自動的に解析を行い、 必要に応じて電気的なショック(除細動)を与え、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器です。 駅や自販機なんかにあったりしますね。コンビニにあるかは知りませんが… 私も1度しか使ったことがないので、色々いい加減な部分があるかもしれませんがご了承ください。 「冬といえば…」 すっかり雪に覆われてしまった山、一面白の世界。 ゆっくりの巣も当然雪の下の隠れてしまっている。 「むーしゃ、むーしゃ、しっしっしあわせー!どんぐりさんはゆっくりできるのじぇー!」 「ゆふふ、ゆっくりたべてね。とかいはなまりさのおかげで、たべものにこまらないわ」 「おちょーさんありがちょー、ゆっくりできるわ」 「ゆふふ、てれるのぜ!おうちさんだって、ありすのこーでぃねいとしてくれたけっかいさんにまもられて、 ゆきさんもはいってこれないのぜ!おかげでふゆさんもこわくないのぜ!」 「ふゆさんなんかまりちゃのてきじゃないのじぇー!ゆっくりー!」 「ゆふふ、まりさったらてれるわ、おとびちゃんたちも、とかいはにえっとうしましょうね」 「「ゆっきゅりしゅりゅよー」」 この一家は比較的優秀な番の様で、冬を上手くやり過ごしていた。 子供達も聞き分けが良く貯蓄された食料を食い潰す様な事もないだろう。 幸せそうな家族だが… ザクッ!ザクッ! 「「「「ゆゆゆ?…」」」」 パキッ!ペキッ!カラカラカラカラ………ヒュゥゥゥゥ!! 「ゆびゃぁーん!しゃむいのじぇー!ゆきさんゆっくちしちぇぇぇ!」 「ゆーん?!いったいなんなのぜ?」 突然「とかいはなけっかい」が崩れうろたえる一家、外から吹き込む風雪に身を振るわせる。 「おちびちゃんたち、おうちのおくのほうにかくれるのぜ!」 「ありすがけっかいさんをもとにもどすまで、おちびちゃんたちはゆっくりがまんしてね!」 「ゆんやぁぁぁ!はやくけっかいさんをなおすのじぇー!ゆっくちできにゃいぃぃ!」 「がまんしちぇね!おねぇしゃんのうしろにかくれちぇね!」 「ゆびゃぁぁぁぁ!ふゆさんはいじわるするんじゃないのじぇぇぇぇぇ!!」 親ありすが結界を張り直そうと巣穴から出る。 外は一面の雪景色、思わず身を振るわせるが崩れた結界の残骸を集め始める。 するとある事に気が付いた、それは白い色をしていた為に始めは気が付かなかった。 ありすは上を見上げて驚き、思わず声を上げる。 「に、にんげんさんよぉぉぉ!」 そこには白い防寒服に身を包んだ男がスコップを片手に佇んでいたのだった。 「ありす、いったいなにがあったのぜ?!」 ありすの叫び声に慌てて親まりさも巣から飛び出してくる。 だが、男の姿を見ると恐怖で固まってしまった。 この番は人間の恐ろしさを良く理解していたため、突然の事態に動けないでいたのだ。 「こんにちはーゆっくりども!ゆっくり越冬出来ているかぁぁぁ?!」 「に、にんげんさん、まりさたちはなにもわるいことはしてないのぜ!ゆっくりみのがしてね!」 「ゆわわ、にんげんしゃんだわ!あやまりますきゃらありしゅたちをゆるしちぇくだしゃい」 「にんげんしゃんがけっかいしゃんをこわしちゃのじぇ?さっさちょないしちぇあやまっちぇね!」 「だめよおとびちゃん!にんげんさんにあやまって!ごめんなさいにんげんさん、おちびちゃんをゆるしてね」 「なんでにんげんしゃんに、あやまらなきゃいけないのじぇ?!まいちゃがせいしゃいしてあげるのじぇ!」 親ゆっくり達は何事かも解らず、男に謝罪するが子まりさだけは反抗的な態度を取る。 子ありすは対照的に恐怖に震えるのみだった。 そんな様子をじっと男が見守っていたが… 「お前達!今年は冬季オリンピックだぁぁぁ!一緒に祝え!一緒によろこべぇぇぇ!!」 そう叫ぶと男は巣穴にスコップを突き刺し掘り進めた。 どんどん削られていく巣を一家は呆然と見守る。 半分くらい壊されたところで、貯めてあった食料が姿を見せる。 男はそれを手で掴むと、子ありすの口に詰め込み始めた。 「今日はお祝いだぁぁぁ!沢山食べていいぞぉぉぉ!!」 「ゆべぶぼっ!やめちぇぇ!たべちゃくないよぉぉ!くるじいぃぃ!!」 「ゆわーん!にんげんさん、やめてほしいのぜ!おちびちゃんがくるしがっているのぜ!」 「にんげんさんごめんなさい!おちびちゃんはみのがしてあげてください!」 「ゆんやぁぁぁぁ!こわいのじぇぇぇぇ!」 子ありすは泣きながら必死に身をよじるが、男はお構い無しに口に食料を詰め込んでいく。 親達は許しを請うだけで、男に攻撃を加えない。この行動からも優良さが伺える。 子まりさは恐怖でしーしーを漏らしてしまっている。 子ありすは無理やり食べさせられている性でどんどん膨らんでいく。 食料の山が半分以下になった頃限界が来たのか、勢いよくうんうんを放出するとそれきり動かなくなった。 「そうか、死ぬほど嬉しかったのか?!オリンピックばんざぁぁぁい!!」 「「ゆわぁぁぁ!おちびちゃぁぁぁん!!」」 「ゆびゃぁぁぁん!ごめんなしゃいぃぃぃ!まりちゃだけでもたしゅけちぇぇぇぇ!!」 子ありすの死に泣き叫ぶ親達、子まりさは恐怖で命乞いを始めた。 「よし!お前達は俺と一緒に来てもらうぞ!喜べ!ともに祝え!!」 こうして一家は袋に詰められ男に連れ去られた。 後には苦悶の表情で息絶えた子ありすと無残に壊された巣が残されていた。 「今大会より種目に加えらた新競技だぁぁぁぁ!覚悟はいいかありす?お前が記念すべき第一匹目だぁぁ!!」 「やめてぇぇぇ!はなしてぇぇぇ!とかいはじゃないわぁぁぁ!」 「やめてほしいのぜ!まりさがありすのかわりになるのぜ!」 「ゆわぁぁぁん!おとーしゃん、まりしゃをたすけちぇぇぇぇ!!」 連れて来られた場所はスキーのジャンプ台だった。 ありすは男に抱えられ必死でもがいていた。 まりさ親子は袋から出されて、事の次第を見守るしかなかった。 「いくぞありす!新種目『ゆっくりラージヒルありすの部』だぁぁぁ!お空を飛んでこいぃぃぃ!!!」 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!……おそらを…とんで……」 「ゆわぁぁぁぁ!あでぃずぅぅぅぅぅ!!」 「もうやじゃぁぁ!おうちかえりゅぅぅぅぅ!!」 ありすは放り投げられると勢い良く坂を転がり華麗に宙を待った。 意外と高く飛び上がったが、やはり重力には逆らえず落下を始めるありす。 「いけえぇぇぇ!K点越えだぁぁぁぁ!!!」 ………グチャ!「どがいばっ!!」 「ゆ…あ…あ…あ…」 「はやくまりちゃをたしゅけろ!このくじゅおやぁぁぁぁ!!」 「はっはっはっ!初挑戦にしては上出来だぁぁぁ!ぶらぼーありす!!」 ありすは雪の上にカスタードの花を咲かせ死んでいった。 「あーお前、ここに居たのか……勝手にこんなとこまで入って…」 「あ!コーチじゃないですか!どうしたんですか?」 「どうしたってな…お前が急に居なくなるし………またこんな事してたのか…… でな、お前な、各方面から…特に『ゆっくりんピース』と『ゆーシェパード』から講義があってな… お前が公の場でゆ虐やゆ苛めばかりしてるのが叩かれたんだ… そう言う訳でお前は、入村式とオリンピック開会式に参加を自粛して貰う」 「どおぉぉっしてですかぁぁぁぁぁ?!!」 「さあ、最後の聖火ランナーがやってまいりました。まりちゃの叫びも美しいです…」 「ゆびゃぁぁぁん!あちゅいぃぃぃ!まりちゃのおぼうしがもえちゃうよぉぉぉ!!」 「おちびちゃぁぁぁん!ゆっくり、ゆっくりしてねぇぇぇぇ!!」 先ほどの男が走っている。その手には子まりさのあにゃるに棒をた物が握られていた。 子まりさは帽子をボンドで固定され脱げないで居た。 その帽子には火が灯してあり、熱さと帽子が燃えていく恐怖に身をよじっていた。 男が向かっている先には、段ボール箱の上に固定された親まりさが居た。 「さあ、いよいよ点火です!感動の瞬間です!!」 男は親まりさの帽子に火をつけた。火はすぐに燃え広がっていく。 即席聖火台ではあったが炎が美しく燃え上がる。 「ゆわぁぁぁぁ!まりさのおぼうしがぁぁぁぁぁ!!」 「あちゅいんだじぇぇぇぇ!だれかまりちゃをたしゅけろぉぉぉぉ!ゆっくりできにゃぁぁぁい!!」 「オリンピック開会ばんざぁぁぁぁい!!」 感動の光景に男は泣いていた、まりさ親子も泣いていた。 炎がまりさ親子をコゲ饅頭に変えた頃、一人ぼっちの開会式は終わりを告げた。 完 「実演販売」これは実演販売という名のゆ虐ですね。 「とっさの対応」某ドーナツ店のお話とかぶっているかもしれませんね…結構いい加減に書いてあるかもしれません。 「冬といえば…」某オリンピック選手とは関係ないと思います。 全体的にまりさ多目ですね…別にまりさが嫌いなわけでもないですよ。 徒然あき(ムシゴロウあき) 過去に書いたもの ムシシリーズ ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 879 ムシゴロウ王国6 小ネタ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 869 とかいはにリフォーム ふたば系ゆっくりいじめ 888 一週間 ふたば系ゆっくりいじめ 896 モチモチぷにぷに ふたば系ゆっくりいじめ 897 酔っ払い ふたば系ゆっくりいじめ 917 愛でお兄さんの悩み ふたば系ゆっくりいじめ 918 ゆっくり健康法 愛で ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル ふたば系ゆっくりいじめ 902 私はめーりんである。 短編 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 ふたば系ゆっくりいじめ 876 ゆっくり草子 ふたば系ゆっくりいじめ 912 ずばり、詰め合わせ 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓↓↓↓金を貰うことで責任が発生するからみんな真面目にやるんだよ馬鹿なのかよ死ねよ -- 2016-02-18 21 21 43 金儲けがくだらんというなら一生ボランティアでもしてろよ。 -- 2011-01-13 23 06 45 ゆっくりにAEDに最高に吹いたw いやぁ、一度セットしたら延々と続く電気ショックとかマジぱねぇww -- 2010-11-26 23 12 56 ↓じゃあ話せよ -- 2010-09-05 23 38 33 くだらん金儲けの、、、どうでもいいけど作品の事を話しません? -- 2010-08-19 03 24 42 オリンピックぐらいとか言わないでもらえるかな。あなたと違ってすごく楽しみにしてる人もいっぱいいるんだよ。 -- 2010-08-07 21 54 26 オリンピックぐらいでテンション上げすぎ。うざい。 -- 2010-07-15 04 48 23
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2224.html
ゆプセルトイ 2KB 小ネタ 赤子・子供 なんとなく小ネタが浮かんだので書いてみました 注意 ・変な解釈や駄文を多く含みます。 ・誤字・脱字が多くて申し訳ありません。 ・人様のネタを使っている可能性があります。 ・今回は虐めていないかもしれません。 短く終わらせるはずだった加工所のふらんちゃん編が書いているとどんどん長くなってしまいました。 描きにくくなってきたので、とりあえず、短いのを1つ書いてみます。 今までの ふたば系ゆっくりいじめ 801 農業学生とゆっくり01 ふたば系ゆっくりいじめ 811 農業学生とゆっくり02 ふたば系ゆっくりいじめ 858 農業学生とゆっくり03 ふたば系ゆっくりいじめ 891 職業見学 加工所のふらんちゃん 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 1013 職業見学 加工所のふらんちゃん 中編 【ゆプセルトイ】 あるところにゆっくりがいた。 そのゆっくりは、もうすぐ生まれるようである。 「ゆふふ!ゆっくりかわいくうまれりゅよ! しょしたら、おかあしゃんとおちょうしゃんにしゅりしゅりしてもらうんだ!」 生まれた後の幸せな生活を想像した。 『おちびちゃん、ゆっくりしていってね!』 「もうしゅぐゆっくりできるよ!」 時々、“ゆっくりしていってね!”と聞こえてくる。 このゆっくりは母親か父親が自分と周りにいる妹達に挨拶しているんだと思った。 このゆっくりには生まれたら妹達になるゆっくりが多くいた。 妹達は自分とは似てないゆっくりが多くいた。 しかし、例え違った種族でもみんなでゆっくりしたいと願っている。 周りが揺れだす。 そのゆっくりは喜んだ。 次は自分の順番だから。 「おねえしゃんににゃりゅよ。いもうとたちもゆっくりでてきちぇね!」 最後に妹になるゆっくりたちに挨拶をした。 再会を約束したものなのかもしれない。 このゆっくりは外に希望を持っていた。 お母さんやお父さんが待っている。 多くの姉達が祝福してくれる。 まだ見ぬ番と、ゆっくりして、赤ちゃんを産む。 その希望を持って外に発射した。 「ゆっくりしちぇいってにぇ!」 そのゆっくりは知らなかった。 自分がゆプセルトイの景品であることに。 自分がゲームセンターにいることに。 外からの“ゆっくりしていってね!”は声ゆの声であることに。 これには赤ゆっくりがランダムで入っている。 基本種が多いが希少種も入っている。 ゲーム感覚でやっている人も値段が高い希少種を狙っている人もいる。 好きなゆっくりならば、飼いゆっくりとして飼われる。 しかし、嫌いならばその場で殺されるか、家で虐待される。 願うことなら、さっきのゆっくりがゆプセルトイをしている人の好みであることだけだ。 急に浮かんだネタを使ってみました。 私は飼いゆっくりがほしいです。 めーりんとゆうか、ふらんと一緒に生活がしたいです。 でもみまさまとの飼いゆっくりライフならちょっと見たいかも 挿絵 by車田あき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓×4 おもちゃが付属しているなら食玩扱い、ゆっくり単体なら自動販売機の部類になるだろう。 どっちにしても割高な印象だな~。通常種1匹に100円以上払いたくないww -- 2018-01-19 02 06 07 自分はちぇん、ゆうか -- 2016-12-14 15 40 57 虐待用か愛で用どっちの方が持って変えられんの多いんだろう -- 2016-05-29 17 32 17 ふらんを特に飼いたいお -- 2016-05-20 16 19 31 これは食えるから食玩扱いになるのかな -- 2014-12-08 22 25 05 やってみたいwww -- 2014-11-17 22 01 30 子供は当たりがあるおもちゃ兼お菓子の感覚で買うんだろうな -- 2011-10-07 17 18 01 うわーwww(たぶん)100円で赤ゆ買えるとかwやってみたいwwww -- 2011-09-25 13 08 32 希少種ほぴぃ;; -- 2010-12-12 13 54 22 れいむ(ハズレ)率が高そうだな -- 2010-08-09 18 08 16
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/2716.html
【作品名】みつどもえ 【ジャンル】ギャグ漫画 【名前】丸井ふたば 【属性】ちょっとスケベなマッスルガール 【大きさ】小学6年生女子並み 【攻撃力】学校の机を素手で破壊したり、体当たりで教室のドアを破壊可能 雪を片手で握り固めて木に投げつけると、木に積もった雪が全て落ちる 豆まきの豆が壁にめり込む、空き缶を蹴ると空の彼方に見えなくなるほど飛ぶ 小学生を片手で肩に抱え、もう一人を片手で引きずれる、などの怪力 【防御力】走行中(駅から発車して50mの位置なので速度はそれほどでもないか)の 電車から落ちても軽症(その後、普通に動物園に行けるくらい)で済む 頭から大量に流血してもわりとすぐに(数分くらい?)出血が止まる 【素早さ】50m走の記録は6秒2 豆まきの豆を至近距離から10個以上投げられても全てキャッチする反応 同じく背後から投げられても、振り返らずにテーブルをかかとで蹴りあげ防げる 【特殊能力】おっぱいのサイズを少数点以下2位まで目視で判定できる 【長所】小学生にしては強い 【短所】テストの点が軒並みひと桁という頭の悪さ 【戦法】豆を投げながら近づいて直接攻撃 vol.50 177 :格無しさん:2011/03/08(火) 23 27 38.21 ID f1F0KDIZ 丸井ふたば考察 ○窓辺太郎~母親 戦法通りやって勝ち ○カトー 角材は長いのでよけやすかろう、懐に入り込んで勝ち ×強矢鋼 パンチ負け ×ジョー こいつにも殴られて負けるだろうな △浦島景太郎、幾原武哉 頑丈すぎ分け 強矢鋼>丸井ふたば>カトー 永遠に考察できないかと思ったぜ・・・。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1831.html
ゆっくり草子 13KB ギャグ パロディ 現代 虐待人間 またしても短編集です 「春はゆんやー」 春はゆんやー。ゆんゆん泣く子ゆ 山には奇声ただよいたる 赤ゆの叫びもたなびきたる。 夏は水。川に投げ込むはさらによし。あばれる親ゆに水飛沫も多く飛びたる。また海に投げ込むもよし 沈むゆっくりはいとをかし 秋は山。山を駆け狩りを邪魔するもよし。ゆの寝床をあらし冬篭りの支度をじゃまするもたのし。 冬はすっきり。雪の降りたる巣に押し入り、すっきりを馬鍬う赤ゆがうまれおちて越冬あやうきかな。 「話し声」 「ゆゆっ!ここはいいところだね!きにいったよ!ここをれいむのゆっくりぷれいすにするよ」 『ゆ!なにいってるんだぜ、ここはまりささまがさきにみつけたんだぜ!まりささまのものぜ!!』 「なにいってるの?ばかなの?しぬの?」 『ばかなのはれいむのほうぜ!このれいむはあたまがかわいそうなのぜ!』 居間の方から話し声が聞こえる。 「このまりさはおおばかだね!れいむにさからうなんてみのほどしらずだね!」 『みのほどをしらないのはれいむのほうぜ!まりささまにさからってしんだゆっくりはたくさんいるのぜ!』 「つよがってもむだだよ!れいむのおそろしさをおもいしってね!」 『ばかゆっくりはしななきゃわからないのぜ!まりささまにさからったことをこうかいするのぜ!!』 ギシッ!ギシッ! 床のきしむ音がする。 足音は声のする方に近づいていく。 「あまたのかわいそうなまりさは……」 『みのほどしらずなれいむは…………』 『「ゆっくりしね!!!!」』 ガラガラガラガラッ! 「なにやってるの、あんた達!」 『「ゆゆっ!」』 「まったく馬鹿なことして、すぐにやめなさい!!」 『「ごめんなさーい」』 「まったく!」 「ゆっくりの真似なんかしてたら馬鹿になるわよ!本当にゆっくりは教育に悪いわね」 完 「ゆんやーボール」 ユンヤー暦82468年 その饅頭生物を見よ 「おい、インフレイムス!インフレイムスは居るか?」 『はいお嬢様、ちなみに私の名前は「貴方は口を挟まないでインフレ」申し訳ありません』 「とこで、お屋敷にこんな者が進入していたのだが…」 『なんでしょうか?』 ユックリシテイッテネ!ユックリシテイッテネ! 『ゆっくりで御座いますね』 「ゆっくりか?」 『ゆっくりです』 「………」 『………』 ユユッ?ユユッ? 「ゆっくりとは何かしら?」 『亡きお父上の残した書物によりますと、その昔人類と共存していたようです 人類を恐怖のどん底に陥れたとか、いないとか』 「はっきりしないわね」 『申し訳ありません』 ユユッ!ココハナンダカユックリデキルネ!ココヲマリサタチノ、ユックリプレイスニスルヨ!! ユックリデキナイ、ヘンナノハデテイッテネ! 「これは何と言っているの?」 『要約しますと、「ここは良い場所だから気に入ったぜ、ここを俺達のものにするからお前ら、早々に立ち去れ!」ですね』 「微妙にむかっ腹がたったわ、というか口が汚いわね」 『申し訳ありません』 ユユッ!ナニヲグズグズシテイルノ?サッサトデテイッテネ!ソレトアマアマモッテキテネ!タクサンデイイヨ! 『グズグズしないでとっとと出て行け、それとスイーツを所望する!沢山持ってこい!と申しております』 「言ってる事がめちゃくちゃね」 『左様で御座いますね』 「…なんだか頭が痛くなってきたわ、今日はもう寝るからそれを片付けておきなさい」 『かしこまりました』 カシャン!カシャン! フイーン! ユユッ!ナニヲスルノ?ハナシテネ! ドンッ!ドンッ! オソラヲトンデルミターーーーイ! 「思いのほかよく飛ぶわね」 『左様で御座いますね』 「たまにはこういう駆除もたのしいね」 『左様でござ「もう良いって」ね』 完 「お宇宙(そら)をとんでる」 その饅頭生物がどこからやって来たのかは人類は知らない、未だに解明できていない。 いつの間にか爆発的に増え、世界のいたる所でゆっくりを見かけるようになった。 ある人はこれを可愛がり、 ある人はこれを蔑み、 ある人はこれを食し、 ある人はこれを生涯のパートナーとし、 ………… ある人はこれを永遠の研究テーマとした。 豊富に有り余るこの不思議生物を何とか有効活用できないかと人類は考えた。 成功した例もあれば、散々な結果に終わったものもある。 これは、そんな中の一つのお話。 政府が宇宙開発に乗り出して数年… 様々なものを宇宙に送り出してきた、そしてついに人類は宇宙に、月にたどり着くことが出来た。 研究者は様々な動物達を宇宙に送り込み、どのような影響が出るかを調べていった。 そう…この不思議饅頭「ゆっくり」も宇宙に送り込まれることになった。 ロケットに乗せられた記念すべき、第一号ゆっくりはれいむとまりさだった。 シンプルな組み合わせではあったが、最も一般的なものだ。 人類はこの名誉ある饅頭達に名前を与えた。 れいむには「REIMOON」、まりさには「MARISUN」 ともに、太陽と月の名前を頂いた偉大なゆっくりであった。 …ただ、結果は失敗に終わった。 これはその時の映像、ロケット内にてパイロットが撮影したものだ。 『3・2・1・』 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ! 「ゆぶぶぶぶぶぶ!!」 「ゆごごごごごご!!」 ガガガガガガガ! 「ぐるじぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「ちゅびゅれりゅうぅぅぅぅ!!」 「「おっ!おそらをぉぉ!!!」」 ぶびゃ! 「ゆぼぅ!」 ぐびゃ! 「ゆんべ!」 重力に逆らった罰が当たったのか、饅頭ごときが宇宙に進出することが間違っていたのか… あわれ、ゆっくりは無残に潰れ去った。 あれからもゆっくりの宇宙進出への挑戦は続いた。 まずはゆっくりを固定する方法から見直された。 だか結果はすべて失敗に終わった。固定されても、締め付けられても、それが仇となり潰れていった。 ゆっくりを訓練させ宇宙に送り出す案も出されたが失敗に終わった。 ゆっくりは過酷なトレーニングに耐えられず、永遠にゆっくりしていった。 たまに厳しい訓練を耐え抜いたものも居るが 、結局はは押しつぶされすべては無駄に終わった。 これは最後の挑戦。 これが成功しなかったら、もうゆっくりは宇宙に飛び立つことはないだろう。 「ゆゆっ!ふーわ、ふーわ!ゆゆゆ??」ピコピコ!わさわさ! 『えーご覧ください、これがゆっくり初の宇宙遊泳を楽しんでいるれいむちゃんです………ビキィ! ………えーこのように地球上では下膨れな顔(?)も無重力状態では真球に近くなります これは、丸れいむと言った方がいいかもしれませんね………ほかのゆっくりも同様です』 「ゆ?おそらを???」 人類はゆっくりを宇宙に送り出す事に成功した。 どうやってゆっくりを宇宙に送り出せたのか、その様子を見てみよう。 今までのデータから、ゆっくりは大気圏を脱出する際に掛かる圧力に負けて潰れる事が解った。 驚くほどに柔軟な饅頭生物でも、靴の裏で踏み潰せば潰れるように、 簡単に上から掛かる圧力に負けてしまうのだった。 そこで発想の転換、死んでしまうのなら死んだまま宇宙に送り出そうということになった。 正確には、ゆっくりを仮死状態にするというものだった。 ゆっくりは越冬する際に食料を溜め込んで巣穴に篭る事で知られる。 冬眠する個体も居るらしいが確認はされていない。 ゆっくりは寒さに以上に弱く、氷点下ではその行動能力が著しく低下してしまうのだった。 ゆっくりは特に毛皮のようなものも持たない、髪の毛やお飾り程度では寒さはしのげない。 人間に例えるなら、裸で雪山で暮らしているようなもの。無謀極まりない。 だが、今回はその寒さを利用するのだった。 まずゆっくりを砂糖水に沈める、砂糖水の濃度はゆっくりの体液(?)具体的にはしーしー等と同じ濃度の元とする。 これを、苦しみだす前に急速冷凍する。 間の抜けた顔で氷付けにされたゆっくりは、そのまま荷物と一緒にシャトル内にいれられる。 これを宇宙についてから解凍するのだ。 アホらしい方法だったが成功した。ゆっくりは民間人より先に宇宙に進出したのだった。 「まりさはゆっくりはつのうちゅうゆっくりなのぜ!いだいなんだぜ!」 「んほぉぉぉう!ゆっくりはつのうちゅうすっきりよぉぉぉ!!」 「むきゅ!これはゆっくりにとってのおおきないっぽ………えれえれえれえれ…」 ムカつくとか言わないで下さい、宇宙に進出することが必ずしも良い事ではありません。 ゆっくりの宇宙利用が本格化され始めた。 毎回宇宙に送り込むのではコストが掛かるが、そこはゆっくり。 宇宙で殖やしてしまえばいいのだ。 ゆっくりは宇宙でその多様性で重宝されている。 食用に、愛玩用に、虐待用に、コンポストに… 特にストレス解消には一役かっている、閉鎖空間では宇宙飛行士はストレスが溜まりやすいのだ。 「…うまいけど…本物の饅頭が食べたいな…」 「でいぶのあがぢゃんだべないでぇぇぇぇ!!」 「なでり、なでり」 「ちぇんはおねえさんをゆっくりさせるよー」 「イライラMAX!!」 「ゆべえぇ!やべるんだぜぇぇぇ!!!」 「ぐぶぎぎぎぎぎ…」 「そろそろトイレ用ゆっくり交換時期かな?」 地球とあんまり変わらないですね… 完 「おうち宣言?」 ガシャン! ガラスの割れる音が響く。 「さすがまりさね、とかいはね!」 「ゆっへん!もっとほめれくれなのぜ!」 招かれざる来訪者… 「まずはおちびちゃんがさきにあがるのぜ」 「ゆわーい!まりちゃがさきだよ」 「ずるいわ!ありちゅがさきよ」 「おちびちゃん、けんかをするのはとかいはじゃないわ」 不法侵入、そしてお決まりの文句。 「ここをまりさたちのおうちにするよ!!」 これが世に言う「おうち宣言」である。 「はーい、おうち宣言入りましたー」 「はい!おうち宣言一丁!」 「ゆゆ?!」 どこかの店の制服を着た…と言ってもゆっくりには理解できないだろう。 そんな姿の人間が部屋に入ってくる。 「ゆっくり様4名ですね!こちらにご案内します」 「ゆっ!おそらをとん…いだいぃぃ!!」 「おとーしゃんをはな…やめてぇぇぇ!!」 「らんぼうね!とかいはじゃないわ!」 「ゆぴゃい!ぐるじいぃ!」 野良一家は鷲掴みにされ、奥の部屋に連れて行かれる。 「いだいぃ!もっどていねいにあつかうんだぜぇ!」 「らんぼうね!このいなかもの!!」 「ゆわーん、おかおがいたいんだじぇー!!」 「いちゃい!とかいはじゃないわね!おわびにあまあまもってきちぇね!!」 好き放題言い放つゆっくり達、見ての通りのゲスである。 「はい!あまあま入りましたー!」 「はいっあまあま一丁!」 「「「はい!よろこんでー!」」」 しばらくして、部屋に店員(?)が現れる、手にはさらに盛られたあまあまがある。 「はいおまたせしましたー熱いので(?)お気をつけてください」 「ゆん!おそすぎるのぜ!まりささまじゃなかったらころされてるところなのぜ!」 「まりさはやさしいのね!さすがありすのだーりんよ」 「おちょーさんはつのいのじぇ!そんけーするのじぇ」 「おとーちゃんはとかいはね!」 「冷めない内にお召し上がりください(謎)」 「いわれなくてもいただくのぜ!むしゃーむしゃーしあわせ!」 「うめ!これめっちゃ………とかいはなあじね!」 「どれいにしちぇはよくやったわ!ほめちぇあげるわ!」 「じぇんじぇんたりないんじゃじぇー!もっともってくるんじゃじぇー」 「はい!あまあま追加入りましたー」 「あまあま追加オーダーです」 「「「はい!よろこんでー!!」」」 更に追加で運ばれてくるあまあまにゲス一家は大満足の様子だった。 「ゆふふ!これはいいどれいなのぜ!いっしょうまりさにつかえるのぜ!!」 「とってもとかいはなどれいね!ありすのぺにどれいにしてあげるわぁ!」 「がーつ!がーつ!ちあわちぇー!」 「まだまだたりないわ!もっちょもってきて!」 「申し訳ありません、あまあまはそれで全部です、追加していただくなら生絞りでもよろしいですか?」 「ゆん!つかえないどれいなのぜ!それでいいからさっさともってくるのぜ!」 「生絞り入りますー」 「「「ありがとうございまーす!!」」」 そう言うと店員数名が大きなれいむを連れて部屋に入ってくる。 「ゆゆっ!うすぎたないどもだね!ここはれいむのおうちだよ!ゆっくりでていってね!!」 「でていくのはそっちのほうだぜ!おいどれい!さっさとそのでいぶをつまみだすのぜ!」 「ぶさいくなれいむね!みにくいぶたね!まったくとかいはじゃないわ!」 「ゆぎぎ!ゆるさないよ!!」 「「ばーきゃ!ばーきゃ!でーぶ!でーぶ!」」 ゲス同士の醜い罵り合いが続く、しばらくして店員の一人が長い棒を持ってれいむに近づいていく。 棒を使ってれいむをあにゃるの方から引き伸ばす様にして潰していく。 「はい!絞らせてもらいます!」 「ゆんべべべ!!」 「ゆふふ!いいきみだよ!ゆっくりしんでね!」 れいむは口から餡を吐き出していく、ビクビクと痙攣しながら号泣する姿にまりさは満足していた。 「ゆげぼぼぼぼ……ぎゅゆべ!……ゆ……ゆ………」 ついに中枢餡を吐き出したのか、れいむの反応が鈍くなる。 れいむは苦悶の表情で息絶えた。 「はいお待たせしましたーれいむの生絞りです!」 「生暖かいうちにお召し上がりください」 「なにいってるんだぜ!こんなものたべられるわけないのぜ!びょうきになるのぜ!!」 「このみにくいおぶつをさっさとかたずけなさい!とかいはなおめめがけがれるわ!」 「こんにゃのくえるきゃーこのくじゅー!」 「とかいはなありちゅにはりかいできないわ!」 「お客様、当店では『お残し』は禁止されております、お召し上がりくださいませ」 「なんどもいわせるんじゃないのぜ!こんなものくえるかーのぜ!!」 「わかりました、ご自分では食べられないのですね…ヘルプはいってください!」 「ヘルプはいってくださいー」 「「「了解!食介はいりますー!」」」 ※食事介助=食介 そう言うと店員達はまりさ一家に無理やりれいむの餡を食べさせる。 当然抵抗するが、吐くことも許されず食べさせられる。 「ぐべぇ!やべろ!だべだぐないーー!!」 「先ほどあんなに美味しそうに召し上がっていたではないですか、同じものですよ」 「?!」 「ゆげべぇむぐ!!!やべでぇぇぇぇ!もうむーしゃむーしゃしだぐないぃぃ!!!」 「はい、むーしゃ、むーしゃ…」 「やべろぉいながものぉぉぉ!!むーしゃ、むーしゃ!」 「ゆげえ!ぐぼぼぐ!むーじゃ、むーじゃ…ぼうやべるんじゃじぇぇぇぇぇ!!!ゆんやぁぁぁ!!!」 「ぐるじいぃぃ!どがいはじゃないわぁぁぁぁ!!!ぐぼ!ゆっぐりでぎないぃぃぃぃ!!!」 「げぶ!ゆぶ!ぐぶぶぶ!もうおうじがえるー」 「はい!お客様がお帰りです」 「はい!!清算お願いしますー」 「「「はい!よろこんでー!!」」」 「あら?お金持ってないじゃないですか、困るんですよねー………ゆんやー入れてください!」 「はい!ラストオーダー入りましたーゆんやー一丁」 「「「はい!よろこんでぇぇぇ!!!」」」 「「「「ゆんやぁぁぁぁぁぁ?!!!!!」」」」 「どうだった?酒屋のバイトの練習になった?」 「なるわけないだろ」 「ですよねー」 完 おかしいな、ムシゴロウ王国6を書いていたはずなのに短編集が出来てしまいました。 しばらく忙しくなるのでペース落ちるかも? 徒然は「やるべき事がなくて、手持ち無沙汰なさま」という意味があるそうですね。 だからってニートじゃないよ。ゆっくりりかいしてね! 徒然あき 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル ふたば系ゆっくりいじめ 869 とかいはにリフォーム 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ドロッセルお嬢様prpr -- 2013-06-05 01 08 27 ↓確かにドロッセルお嬢様とゲセヒドニスだなw -- 2012-01-22 17 54 56 二個目の話って元ネタ「ファイヤーボール」ですよね? たぶん -- 2012-01-16 10 46 41 春はゆんやーってのが面白い。 春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 -- 2012-01-16 10 42 09 「お宇宙(そら)をとんでる」のちぇんがかわいい -- 2011-09-16 17 28 33 最後の話、おもしれぇ。 -- 2010-07-13 18 32 32
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/720.html
銘菓湯栗饅頭 15KB ・「町れいむ」シリーズの方が、間を開けすぎて頭の中で整理つかないんでリハビリ中。 ・本作ではれいむが多少酷い目に会います。 かつて大規模なゆっくり被害にあったことで、かえってゆっくりとの距離を縮めることに成功した都市、虹浦市。 中でも虹浦町は、市内の実験森や実験農場同様、町全体を使った大規模なゆっくり生態研究地域として有名だが、 隣町の湯栗町の方は、ゆっくり産業の盛んな地域として、これまた有名であったりする。 まあ、愛で=熱心な保護、というわけでもなく(それではゆっクリンピースになるので)、 ゆっくりに対する理解が深く、ペットにしろ食用にしろ、抵抗なく受け入れるという意味なのだからしょうがない。 そんな湯栗町では当然、ペットだけではなく、ゆっくりを原材料とした多様な製品が開発されている。 熱心な愛好家の中には、衣類や家具はもちろん、家自体が大型ドスまりさやリオれいむを加工したモノという本格派もいるくらいだ。 とはいえ、さすがにそれはやり過ぎの感が否めず、量産化されるわけもない。 では、もっとも発展している分野は何かといえば、やはり飲食料品系であろう。 何と言ってもこれなくしては、ゆっくり産業を語ることはできない。 少年チャン○オンにおける弱虫○ダル、ヤングア○マルにおけるセス○スみたいなものだ。 と、いうわけで今回は、そんな湯栗町でも特に人気の高い商品を紹介してみたいと思う。 『銘菓湯栗饅頭』 D.O 箱を開けると中には今にも語りかけてきそうな生き生きとした表情の赤れいむ達が並んでいる。 赤れいむの表情は、いずれも満面の笑顔であり、これから購入者に食べてもらえることが心底嬉しそうだ。 3個入りで150円、9個入りのファミリーパックはちょっとお得な400円。 『銘菓湯栗饅頭』は、湯栗町の名物中の名物として有名な商品である。 しかし、この一見単純な商品の開発には、同市がゆっくり研究に携わり培ってきた、技術の粋が込められているのだ。 それではこれから、その生産工程を追ってみよう。 長さ100m以上はあるであろう真っ白な廊下。そこにはほこり一つ舞っていない。 幅2m以上の廊下の両脇の壁には、無数のコインロッカーのような扉が並んでいる。 ウィーン・・・ 自動ドアが開き、エアシャワー室からこの廊下へと入ってきたのは、加工所職員である。 白い衣服で全身を包んだ職員は、当然マスクに帽子、長靴から手袋まで真っ白だ。 パカッ。チョキッ×5。パタン。コロコロコロ・・・・パカッ。チョキッ×5。パタン。コロコロコロ・・・・ ロッカーの扉を開き、ハサミで何かを切り離し、卵パックを並べたようなトレイに入れていく。 いくつものトレイを積んでいるコンテナカートは、あっという間に一杯になり、カートは別の部屋へと運ばれていく。 その職員は、ロッカー扉の開閉音と、カートの車輪音の他に、何の音もしないこの部屋で、ひたすら『収穫作業』を続けていた。 縦横40cm、奥行き60cm程のロッカーの中には、 あんよを太さ3mmほどの、返しが付いた針を剣山状に並べた固定器具に貫かれ、数本のチューブにつながれながら 「ゆぅ・・・ゆぎぃぃ・・・」 と歯を食いしばって痛みに耐えているれいむが1個づつ入っていた。 頭にはツタが生え、赤れいむがぴったり5個づつ成っている。 職員は、そのツタを等間隔にハサミで切り取り、実ゆに直接触れることのないようにそっと1個づつ切り離していく。 切り離した実ゆは、もうすぐ産まれようとしているサイズであり、ここで切り離しても死にはしない。 正確には、今収穫している赤れいむ達は、今から25分後の、6時12分00秒に産まれ落ちるよう設定されている。 「ゆ・・・ゆぎぃ。おぢびぢゃ・・・がえぜぇ。」 誰も答える者のいない抗議を続けるれいむ。 一方収穫の終わった職員は、そのロッカーに設置されている赤いボタンを押し、 扉をパタンと閉じて次のロッカーに作業を移していた。 赤いボタンの押されたロッカーは、収穫済みということであり、 扉を閉じられてから間もなく、これで数10回目になる強制すっきりーが開始される。 まむまむに接続された、れいぱーありすを模した繁殖用器具から 「むほぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!」 という作動音とともにれいむ種から抽出した精子餡を注入されるわけだ。 必要とされるのはれいむ種だけなので、当然本物のれいぱーありすを使うわけにはいかない。 「ありずぅ・・・もぉ、ゆっぐりざぜでぇぇぇぇ・・・」 こうして、「生産室」では日夜無数の赤れいむが生産され続けている。 所変わって収穫された赤れいむを満載したカートは、その隣の部屋に運び込まれている。 ゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥン・・・・・・・・・ 広大な部屋一面には15cm間隔で低い壁板に仕切られた、何本ものベルトコンベアーが配置されている。 2枚の壁板に仕切られた空間の中央には、赤れいむのツタを引っかけておくフックが設置されており、 赤れいむ達がこのベルトコンベアー上で産声を上げるように設定されていることが分かる カチッ・・・カチッ・・・カチッ・・・カチッ・・・カチッ・・・ 「ゆぅ・・・?・・・ゆぅ・・ゆぅ・・」 赤れいむたちは、全員がベルトコンベアーの進路側面、同じ方向を向くようにフックに取り付けられる。 その方向にあるのは、大画面のスクリーンとスピーカー。 これが、これから産まれ落ちようとしている赤れいむ達の、味と表情を決定する装置となるのだ。 次にベルトコンベアーの床面を見てみよう。 見た目ではリノリウム床のような質感を感じさせるシートの中央には、 ちょうど赤ゆのあんよの大きさの赤い丸が描かれている。着地点を示しているのだ。 手で触るとぺたぺたと微妙に吸いつき、低反発枕を柔らかくしたような感触を感じさせる。 もともとは飼いゆっくりを傷つけずにスパンキングする目的でつくられた新素材なのだが、 わざわざ加工所で採用されたのには理由がある。 ああ、そろそろフックに固定された赤れいむたちが産まれ落ちる時間のようだ。 「ゆ・・・ゆぅ・・・」 ぷる、ぷるぷる・・・ぷちり! べちょり! 「ゆ・・・ゆぅ、ゆっくち、ゆっくちちちぇっちぇにぇ!!!」 返事は無い・・・ 「ゆ?ゆっくちっ、ゆっくちちちぇっちぇにぇ!!ゆっくち・・・」 キョロキョロと全身を捻ってあたりを見回すが、返事どころか母れいむらしき姿自体どこにも見当たらない。 「ゆ、ゆぅん。ゆっくちおきゃーしゃんさがしゅよ。ゆ・・・ゆぅ?あんよしゃんうごいちぇにぇ?」 そして、ゆっくりした母が姿を一向に見せようとはしないことを不審に感じて探し回ろうとするが、 赤れいむのあんよはなぜか動いてくれない。ずぶずぶと床に沈みこむ様な嫌な感触が返ってくるだけである。 「ゆあーん。ゆっくちできにゃいー。」 実は、これこそがベルトコンベアーの床面の、新素材の効果だ。 以前はあんよを焼いたり、削り取ったり、接着テープや針等で固定したりしなければ動きを止めることができないと考えられていたが、 歩行能力の低い赤ゆに関しては、低粘着・低反発素材の上では身動きが取れなくなるということが、偶然発見された。 あんよと呼ばれる饅頭底部全体をダイナミックに動かすことで這い、跳ね回るゆっくりならではの弱点なのだろう。 おそらくゆっくりにとってこの床面は、砂漠の流砂に沈み込むような感覚であるに違いない。 ともあれ、この床のおかげで、湯栗饅頭はゆっくり本来の食感、見た目の美しさを残したまま加工できるようになったのだ。 「ゆ・・・ゆぅぅぅ・・・あんよしゃん、うごいちぇにぇ。ゆっくちしちゃいー。」 この間にも周囲では500個以上の赤れいむが産まれ落ち、最初の1個と一言一句まったく同じ言動を行い、メソメソと泣き始めた。 そうして十分に赤れいむ達が自分の現状を認識した頃、ブゥゥン、という音とともに、プロジェクターとスピーカーが作動する。 「・・・ぃびちゃん、おかーさんはこっちだよ。おちびちゃん、こっちむいてね。」 それは、赤れいむ達が産まれ落ちる前のまどろみの中、ずっと聞き続けた声だった。 「おきゃぁしゃん!ゆっくちー!」 赤れいむ達は、産まれる前のおぼろげな意識の中で、ずっと自分に語りかけてきてくれた母れいむの声を聞いて生気を吹き返す。 無論、実際は疲労と苦痛にもだえ苦しむ母れいむ達が語りかけてくれていたはずも無く、 実は繁殖ロッカー内にスピーカーで流され続けていた、「理想の母れいむ」の声を聞いていたに過ぎないのだが・・・。 そして、スクリーンにはそのゆっくりした声の主、母れいむの姿が映し出されている。 その姿は、美しいおリボンとふくよかな下膨れの、まさに赤れいむ達が理想とした、ゆっくりした美れいむであった。 「おきゃーしゃん、ゆっくちしちぇっちぇにぇ!」 「ゆーん、おきゃーしゃん、ゆっくちしちぇるにぇー。」 「ゆっくち!ゆっくち!」 しかし、赤れいむ達が望んだ反応、 「ゆっくりしていってね、おちびちゃん。」 という初めての挨拶も、 「れいむのおちびちゃんはかわいいね!すーり、すーり、しあわせー。」 という、スキンシップも帰ってくることは無かった。 「・・・なに、このゆっくりしてないおちびちゃん。ちかづかないでね・・・」 「・・・きたないおりぼんだね。ゆっくりできないよ・・・」 「・・・うんうんくさいよ。ゆっくりしないでむこうにいってね・・・」 「・・・こんなゆっくりできないゆっくりは、れいむのおちびちゃんじゃないね・・・」 一瞬前までとてもゆっくりしていた母れいむ。 しかし、赤れいむ達が語りかけた瞬間、その表情は180度反転した。 その瞳は、まるでお飾りが無いゆっくりを見るかのように侮蔑する気持ちを一切隠さず、 その声は、山盛りのうんうんに対してよりも容赦なく吐き捨てるような、嫌悪の感情そのものであった。 「ゆ・・・・ゆぁぁぁぁああああ!!!おきゃあしゃん、どぼじで、どぼじでしょんなこというにょぉぉぉおお!!」 「ゆっくちしちぇ、ゆっくちしちぇよぉ!」 赤れいむ達が泣き叫ぼうと、母れいむの冷酷な反応はまったく変化しない。 「・・・なに、このゆっくりしてないおちびちゃん。ちかづかないでね・・・」 「・・・きたないおりぼんだね。ゆっくりできないよ・・・」 「・・・うんうんくさいよ。ゆっくりしないでむこうにいってね・・・」 「・・・こんなゆっくりできないゆっくりは、れいむのおちびちゃんじゃないね・・・」 「ゆぴぃぃぃぃぃ!!!ゆっぐぢぃぃぃい!!」 よく聞けば、まったく同じ台詞、映像を30秒毎にリピートしているだけなのだが、 所詮は食用の赤れいむ達が、そのことに気づくことは無い。 ちなみにこの撮影の際に母れいむ(仮)の前に置かれたのは、 おリボンともみあげにハサミを入れてズタボロにした挙句、うんうんを全身に塗りたくった実の娘れいむであった。 この母れいむも、餡子は美味だったらしいが、なかなかのクズ饅頭っぷりである。 「ゆ、ゆぁ、おきゃしゃ・・・」 「ゆぴぅ・・・ゆっくち・・・」 それを続けること約3分、すっかり憔悴しきった赤れいむ達が、 あまりのゆっくり出来なさに、もはや世界の終わりのような表情でうなだれてくれば下ごしらえの完了である。 しかし当然、このままでは、ゆっくりした表情が売りの湯栗饅頭には向かない。 そこで、次の工程が必要になる。 「ゆ・・・ゆっくちしちゃいよ・・・」 「・・・おきゃーしゃ・・っくちぃ・・・」 500個以上の赤れいむ達が産まれ落ちてから4分15秒後、 そのお通夜のような空間に、再びゆっくりした優しい声が響く。 「・・・ぉちびちゃんたち、ゆっくりしてね。すーりすーりしようね。」 「ゆゆっ!!ゆっくち!?」 赤れいむ達が顔を上げると、そこには、先ほどまでとはまるで別のゆっくりのような、優しい笑顔の母れいむ。 「かわいいれいむのおちびちゃん、ゆっくりしていってね!」 母のやさしい笑顔とゆっくりと語りかけてくる声、 それは、赤れいむ達の乾ききった心に、砂漠に滝が突然生まれたかのごとく、ゆっくりを注ぎ込む。 打ちひしがれていた赤れいむ達は、もはや母れいむの変貌振りに不審を抱く隙間すら生まれず、 周囲3方向から自分に照準を定めるアームの存在にすら気づかずに、その喜びを全身で爆発させる。 「ゆっくち!!ゆっくちしちぇっちぇにぇっ!!!」×513 ブゥン・・・・・・ それが、赤れいむ達が最後に発した言葉らしい言葉だった。 このアーム、最近ゆっくりの遠隔発情用に開発された、超指向性の振動波発生装置である。 本来の用途は、100m以上離れた場所からゆっくりの餡子を揺らして、 瞬時に発情させて繁殖させるという、無駄にテクノロジーを使った、おそらくは虐待用途以外のための製品だ。 しかしこの工場のように、1個のゆっくりに対して複数方向から囲むように放射した場合、 うまく入射方向を調整することで、中央に立つゆっくりの中枢餡を瞬時にかき回し、 食品として不必要な生態機能を止めることも出来る。 この工程で、赤れいむ達は中枢餡の実に7割近くをかき回され、 言語を自由に発することも、表情を変えることも永遠に出来なくされるわけである。 この処置を終えた赤れいむ達は、言葉を聞き取ることはできても、自分から話すことはできない。 餡子をかき回された激痛と吐き気の中で、その本能にまで刻まれた唯一つの言葉しか発することが出来なくなるのだ。 すなわち、 「ゆ゛・・・ゆっくりしちぇっちぇにぇ・・・」 そして、その目の前では、動画の続きとして次のようなやり取りが延々15分ほど流れ続ける。 「ゆーん、れいむのおちびちゃんはゆっくりしてるね。」 画面端からぴょんぴょんと跳ねてくる、一匹の赤れいむ。 「おきゃーしゃん、ゆっくちちちぇっちぇにぇ!!!」 「おちびちゃん。ゆっくりしていってね。」 「ゆーん。ゆっくちちちぇっちぇにぇ!ゆっくちちちぇっちぇにぇ!」 「ゆふふ。おちびちゃん。ゆっくりしていってね。」 「ゆわーい。ごあいしゃつはゆっくちできるにぇ!」 「むーちゃ、むーちゃ。ちあわちぇー。」 「ゆゆーん、おくちのまわりがよごれてるよ。ぺーろ、ぺーろ。」 「ゆぅーん!しゅっきりー。」 「おきゃーしゃん。しゅーり、しゅーり。」 「ゆふふ、おちびちゃん。すーり、すーり。」 「しゅーり、しゅーり。ちあわちぇー。おきゃーしゃん、きもちいーにぇ。」 「それじゃあ、そろそろすーやすーやしようね。おちびちゃん。」 「ゆっくちー。れいみゅ、ひちょりでおふとんしゃんしけりゅよ。みちぇちぇにぇ。」 。 こうして、赤れいむ達が笑顔のままボトリボトリと涙を流し続け、その涙が枯れ果てたころに動画は終わり、 コンベアーは再び動き始めるのである。 こうして、「調整室」における全工程が終わった赤れいむ達は、コンベアーの流れに沿って、 最終工程、「蒸ゆ室」で、加熱調理・殺菌が行なわれる。 「ゆぇぇぇぇ・・・ゆっくちしちぇいっちぇぇぇぇ・・・」 「ゆっぐぢぃ・・ゆっぐぢぢぢぇいちぇにぇぇ・・・・・」 「ゆぇぁぁぁぇぇぇ・・・ゆぇぇぇぇぇぇ・・・」 無論、永遠にゆっくりして鮮度が落ちてしまっては、せっかくの新鮮な赤れいむが台無しとなってしまう。 温度、湿度から調理時間にいたるまで、生かさず殺さずの、綿密な計算の上で設定がなされているのだ。 笑顔のまま室内全体に断末魔の悲鳴を響かせ続ける赤れいむ達は、 この最終工程で、その甘さとふっくらとした柔らかさをさらに増していくのである。 こうして「蒸ゆ室」でじっくりと調理された赤れいむ達は、ぷりぷりとした肌、 赤白の鮮やかなおリボン、そして、ゆっくりとした満面の笑みをたたえた表情の、すばらしい饅頭となる。 銘菓・湯栗饅頭の完成だ。賞味期限は赤れいむが永遠にゆっくりするまで。 あとは、それぞれ3個、もしくは9個毎にパッケージされて、店頭に並ぶ。 湯栗饅頭は今日も母親と一緒に買い物に来ている子供達や、部活帰りの中高生に大人気だ。 「いつみてもゆっくりしてるわねー。この赤れいむ。」 「やっぱり食用のゆっくりは、食べられるのがゆっくりー!なのよ。」 「ゆ゛・・・ゆっくちしちぇっちぇにぇ・・・」 「きゃー!カワイイー!」パクリッ 「ゆぐぢぃぃぃ・・・」 「おかーさーん!おまんじゅうかってよー!」 「もー。しょうがないわねぇ。それじゃあ、3匹入りくださーい。」 「へいへーい。今日のれいむ達も、ゆっくりしてますよー!」 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ・・・」 「いっただきー!」ムシャムシャ・・・ 「ゆ゛・・・ゆっぐぢぃぃ・・・ゆぐぢっ!・・・・・・」 「お行儀悪いわよ。お家に帰ってからにしなさい。」 加工所の目玉商品である湯栗饅頭、その生産工程は厳重に隠され、これからも明かされることはないであろう。 その甘さに、明らかな虐待の匂いを感じ取っているのは、現在のところ、ごく一部の愛好家のみである。 先日ペッパーあきさんからもお話しあったのですが、 私の適当に使っている「虹浦町」「虹浦市」「湯栗町」などの固有名詞や、 その他シリーズもので使っている各種舞台設定等については、ご自由に流用していただいて結構です。 むしろありがた過ぎます。 別に専売特許というわけでもないし、倉塚校長とか、湯宇川教授とか、儚井さんとか、M枝・わん五郎夫妻とか、 こちらこそ無断で遊びすぎてるくらいですからねぇ。 ていうか大丈夫なのだろうか。倉塚校長は変態街道ばく進中、M1さんに至っては老夫婦になってるし。 餡小話掲載作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 プラス本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけについては何とも言えないけど) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけのおまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけのおまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけのおまけのおまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 翌年 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(おまけ) D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 美味そう -- 2019-03-30 13 53 36 それなり -- 2018-08-25 23 33 33 すばらしい -- 2015-09-03 01 37 57 アンチがわざわざこういう場所に来るってのはあれか?ツンデレって奴か? -- 2013-01-18 09 36 54 湯栗町→ゆぐりまち→ゆっくりまち こんな感じの設定ですか? -- 2012-11-25 17 22 38 ↓×2 汚饅頭www -- 2012-11-17 13 48 00 xfgbhifh -- 2012-05-25 00 39 17 おかーさーん!汚饅頭かってよー! -- 2012-04-10 21 58 23 ↓↓はいはい凸厨はアンチ掲示板に帰ってね -- 2012-01-01 11 22 56 愛好家「パクッ! これは虐待の味!」 -- 2011-11-28 17 23 43 ↓↓この人でなし!自分の子供に対してこのSSのような態度がとれるのか!!! -- 2011-08-23 13 42 40 個じゃなくて匹ってどういう事? 人でもないし -- 2011-03-16 21 45 51 赤ゆザマァwやっぱりこういう話は落ち着いて読めるな! -- 2011-01-21 17 42 04
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1824.html
ゆっくり向けの節分 8KB 虐待-いじめ 理不尽 飼いゆ たぶん今日は節分 ・季節のイベントには乗っておくべきかと。 『ゆっくり向けの節分』 D.O 今日は節分の日。 幼稚園や小学校では豆まき行事が行なわれ、 商店でも軒並み、節分関連グッズが店頭に並ぶ。 そうは言ってもさすがに、一人暮らしのいい大人が自宅で、 ペット相手に豆をまいたり一緒に豆を食べたり、というほど面白い行事でもないのだが。 だが、今回舞台となる古い木造アパートの2階ではそんな、 涙無しには見ていられないことをやっていたりする連中がいた。 「はっはっはっはっは!!鬼は―外ー!!」 じゃららっ!!! 「ゆぴぃぃ!やめちぇにぇ!ゆっくちできにゃ『ぺしぺしっ!!』ゆぴぇ!」 2部屋と台所しかない室内で豆を投げているのは、Tシャツにトランクス姿のお兄さん。 一方家中追い掛け回されながら豆をぶつけられているのは、 生まれた直後に拾われ、約一ヶ月の間お兄さんに育てられてきた子れいむだ。 子れいむは理由がわからなかった。 拾われてから今までずっと、ゆっくりと育ててくれていたお兄さん。 今日はいいものをあげよう!と言ってくれたのは、ゆっくりすいか扮装セットだった。 子れいむはその、ゆっくりしたプレゼントに喜び、奥の部屋で子すいかに扮装した。 そして部屋から顔を出したと思ったら、いきなり硬い豆が飛んできたのである。 「はっはっはっはははははー!!鬼は―外ー!!鬼は―外ー!!」 じゃららっ!!! 「ゆぴぃぃ!やめちぇー!ゆっくちしちぇにぇ!ゆっくちしちぇぇぇええ!」 それから約10分後。 家中豆だらけになり、子れいむが逃げ疲れてぐずるだけになった頃、 豆まきは終わった。 「ゆぇ・・・ぅっくち・・・。」 「はっはは!すまんすまん!今日は節分だからな!ちょっとやりすぎた!はははは!!」 「ゆぅ?しぇつぶん?」 「ああ、節分だ!豆が悪い鬼を追い出んだ!すごいだろ!!」 「ゆぅ?おにしゃん?」 「すいかみたいな角の生えた、とっても悪いやつだ!はっはー!」 「おまめしゃん、しゅごーい!ゆっくちしちぇるにぇ!」 ぐずぐずと泣いていた子れいむも、どうやら豆をまくのは大事なことだ、 ということがわかり、すっかり笑顔になっている。 単純なものだ。 「そんなわけで、おうちの鬼は追い払った!次は体の中だな!ほれ!豆食え!」 「ゆぅ?むーちゃむーちゃしゅるの?」 「よくわからんが、歳の数だけ豆食ったら病気にならんとか、そんな感じらしい!ほれ!」 「ゆーん・・・れいみゅ、いくつたべりゅの?」 「うむ・・・ん?」 言われてみれば、この風習は人間向きのものだ。 子れいむは生まれてすぐに拾われたので生後何日かはわかる。 しかしそれでは数え年分の一粒しか食べられない・・・ 「うーん。そうだな。ゆっくりに人間の歳を当てはめるのもなんだ。よし!」 「ゆゆっ!?」 そういってお兄さんは、れいむの前に33粒の豆を置く。 「年でダメなら日数分でどうだ!はっはっはー!!」 「ゆ、ゆわーい!ゆっくちたくしゃんたべれりゅにぇ!!」 ・・・・・・。 「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇー!」 「残さず食うんだぞ!」 「むーちゃむーちゃ、むーちゃむーちゃ・・・・」 ・・・・・・。 「ゆぎぇーぴゅ・・・まんぷきゅー・・・。」 所詮は子れいむ。 体のサイズの割には食べた方だが、まだ目の前には17粒の豆が残っていた。 「はっはっはっはっは!縁起ものだぞ!全部食え!」 「ゆ・・ぎゅ?むぎゅー!もぎょぎゅ・・・!」 だが、お兄さんは妥協を許さない。 子れいむを持ち上げると無理やり口を開かせ、さらに4粒、子れいむの頬にねじ込んだ。 「む、もごぎゅ。むー、ぢゅぁあ!!もうたべられにゃいよ!ゆっくちさせちぇにぇ!」 「ふーむ。しょうがないなー。」 そういうとお兄さんは、 ・・・さくっ! 手元にあった果物ナイフの刃を子れいむの額に水平に刺し、クルリと一周させた。 子れいむの頭頂部が、鍋の蓋のようにぱかっと剥がされる。 「ゆ・・・ゆびぃっ!?」 「ほら、全部食え食え!はっはは!」 ぐいっ!ぐいっ! お兄さんは、子れいむの頭にぱっくりと開いた傷口のど真ん中、 餡子の中央に豆をぐいぐいとねじ込んでいく。 「ゆ゛・・いぢゃい!いぢゃ・・・ぎゅぴぃ・・!!」 皮の近くにねじ込んではいないので、 見た目は子れいむの体が、風船のように膨張していくだけだ。 しかし、当の子れいむは強烈な痛みを伴う異物感を味わっているので、 自分の体に行なわれている事が、ただ事ではないことを理解する。 「ゆびっ!・・・ぴぃ・・ゆぎゅ!おにいぢゃ!やべぢぇっ!」 「はっはっは!遠慮するな!もうすぐ全部入るからな!はっはー!」 そして、子れいむの体積がソフトボールサイズからハンドボールサイズに近くなった頃、 33粒の豆は全て、子れいむの中に納まったのであった。 「く、くるちいよぉ・・う、うんうん・・・ぢゅるよぉ・・・」 切り開いた頭もしっかり元通り閉じた。 成長したわけでもないのに、これだけ体積が増えたのだから、 体内にかかる圧力は、子れいむをゆっくりさせないのに、充分すぎるほど。 こうなると、食べ過ぎたときと同様、当然出るものが出てくる。 「はっはっは!こらこら!せっかく食べさせたのに、いきなり出すなよ!」 「しょ、しょんにゃこといっちぇも・・・」 そんなことを離している間にも、子れいむのあにゃるは勝手に開き始め、 茶紫色のにくいヤツが顔を出そうとしていた。 「ふむ、よし!しょうがない!これをやろう!」 そう言ってお兄さんが取り出したのは、 トイレットペーパーの芯より少し細い、かっぱ巻きサイズの恵方巻き。 「ふぅーむ!お前用に作ってた恵方巻きだったがしょうがない!・・・そらっ!」 ぐぬっ! 「ゆぴゃぁぁああ!!れいみゅのあにゃるしゃんぎゃぁぁあ!!」 「はっはっは!まあ、上から食うのも下から食うのも、お前達なら変わらんだろ!」 「しょ、しょんなわけにゃいぃぃいいい!!」 「ほら、抜きたきゃ全部食えよ!ははははは!!」 そういうと、お兄さんは長さ30cm以上ある特製恵方巻きの、 あにゃるに刺さっている方の反対側の端っこを、子れいむの口にねじ込んでやった。 「もぎゅ・・・ぎゅぴゅ・・・ぴ・・・・」 「おお、こんな時間だ!じゃ、おやすみ!れいむ!ははははははははははははは・・・・」 こうして、お兄さんはやりたい放題やった後、 子れいむを放置して隣の部屋に行ってしまった。 「むぎゅ・・・ぴぅ?きゅぴぅ・・・?」 子れいむには、お兄さんがなぜ、どうしてこのような目に自分を遭わせるのか、 最後まで全く理解できなかった。 どうして? どうして? ・・・ドウシテ? ただ、一つだけ理解していることがあった。 うんうんを出すためには、この恵方巻きを引き抜くしかない。 しかし、体内はあんよも動かせないほどパンパン。 体を振って引き抜くことが出来ず、ゆっくりには手も足も無い。 子れいむが恵方巻きを引っ張る方法は一つしかなかった。 ・・・翌日、お兄さんが目を覚ますと、 子れいむは、弾けたあにゃるから餡子をだらしなくひり出し、 半分ほど食べ終わった恵方巻きを恨めしそうに眺めたまま息絶えていた。 ※胴付きすいかのおまめちゃんを食べてあげよう的なネタは これっぽっちも思い浮かびませんでした。 挿絵 by全裸あき 餡小話掲載作品(またちゃんと整理します。) 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 753 原点に戻ってみる ふたば系ゆっくりいじめ 762 秋の実り 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけはそうでもない) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 734 未成ゆん(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい(おまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけ) 夏-1-7. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(仮) ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 807 家出まりさの反省 その他(舞台設定のみ共有) ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 854 ごく普通のゆっくりショップ 本作品 D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る グロっ -- 2019-03-31 01 50 08 きったねぇな -- 2018-08-26 21 05 22 弱ってる赤ゆで自分しか頼れる(ゆっくりさせてくれる)者がいなければなつくから可愛い。けどしばらくすると自ゆんで色々やりたくなって生意気になってくる。それをされる前に潰す。飼いゆなんてシステムを楽しむ愛で派らしいお兄さんじゃないか -- 2017-05-28 18 47 03 お前黙れ -- 2014-06-04 22 35 56 ゆんやーーーーーこの挿し絵さん きょわいぃいぃぃぃ!! -- 2014-03-09 02 47 42 めっちゃおもろかったwwやっぱり理不尽虐待は最高だZE! ただほんのちょっとだけ気になったのはお兄さんは生粋の鬼威山で この日の為に一ヶ月間は虐待もせずに育てたのかな? まあれいみゅさえ苦しんで死んでくれたのならどうでもいい些細な事だけどね -- 2012-01-22 15 25 23 おお、きもいきもい。 -- 2011-10-17 20 08 12 wwwきめぇwwww -- 2011-10-17 00 40 02 ヒャッハー!!糞袋は虐待だーーー!!! -- 2011-10-15 22 40 49 ↓落ち着け!愛でというスタンス自体を否定してしまえばお前もトップ注意書きの読めない餡子脳に認定されるぞ! 俺たちはあくまで↓×8の自分中心餡子脳発言だけを責めるべきだ。 希少種のタグも愛でのタグもついてないのに注意書き無視して勝手に期待して勝手に裏切られたとか言って批判コメ書いてくなんてばかなの?しぬの? -- 2011-02-12 23 49 29 ↓↓↓↓↓↓↓しぬのはお前の方だろ。糞愛で野郎が・・・ -- 2010-11-28 12 39 13 ↓↓↓↓↓↓勝手に自分の中で決め付けてそれが出てこなかったら文句とか、ゲスれいむやまりさと一緒の餡子脳だなwバカなの?しぬの?(笑) -- 2010-11-28 06 40 23 食べ物を粗末にするれいむが死んでよかった -- 2010-11-18 08 11 30 ↓↓↓↓ゆっくりなんて愛でてるやつは死ね!!!あっごめーん!ついうっかりゆっくりできない発言をしちゃったよ!! -- 2010-09-25 00 57 22 わけもわからず死にやがれ糞れいむ! -- 2010-09-05 14 39 39 イラストを見る限りでは最後の最後まで苦しんだみたいだな。いいオチだ。 -- 2010-08-02 12 35 11 そう思ったらじぶんでかけばいいでしょう?ばかなの?しぬの? -- 2010-07-15 01 59 39 ゆうぎ・すいか愛でを期待していたのに…裏切られた。 節分ネタにれいむしか出さないとか、ばかなの?しぬの? -- 2010-07-09 03 37 56
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2204.html
さげゆん 10KB 虐待-いじめ 観察 桃の節句記念 二行作 【はじめに】 桃の節句にちなんだ即興SSです。 過度なヒャッハーは期待しないで下さい。 なお、登場する方言は適当です。 あと、ネタが被っても泣かない。 【本編】 2月下旬、早朝。 町の男達は、軽トラックからポリバケツを降ろす。 荷台に満載されたそれは、手馴れた男衆の手によって次々に運ばれていく。 ポリ容器が公民館の中に持ち込まれると、ご婦人方がねぎらいの言葉をかけた。 「朝はよから、お疲れやんしたあ」 「いやあ、毎年のことやんすから」 「そいで、今年の出来はどうやんすか」 「まんずまんず、生きのいい子らでやんすよお」 男が、ポリバケツを開ける。 中を覗き込むと、上下左右にダンボールで作った間仕切りが巡らされている。 何故そんな構造になっているかといえば、柔らかくて丸いものをたくさん運ぶためである。 容器の中にいるのはもちろん、ゆっくり達。 ほとんどが子ゆなのであろう。小さな饅頭が穏かな寝息を立てている。 「しかし、こんな状況でよく寝てられるもんすなあ」 「まだこの時期は寒くなっとるんすで、ゆっくりどもは、ほとんど寝て暮らしとるんすやあ」 「そうかん。ならばぼんちぼんち、始めるやんすかね」 男衆はこの時期山に入り、越冬中のゆっくりの巣を漁っては、お目当ての饅頭を集めていく。 収集されたゆっくり達は、これから女達の手によって、ある加工が施される。 全てはこの街の風物詩の準備である。 古くから伝わる春の祭り。その名は、『さげゆん』という。 『さげゆん』 (作・二行) 春の節句といえば雛祭りであるが、地方によって独特な風習があったりする。 ポピュラーなのは、流し雛。 川に小さな船を浮かべ、人形や飾り、適当なゆっくりを流したりする微笑ましい行事である。 それとは別に、吊るし飾りというものがある。 その名の通り、桃の節句に人形や色とりどりの装飾を吊るして縁起を担ぐ。 福岡県柳川市のさげもん、静岡県稲取地区の雛のつるし飾り、山形県酒田市の傘福が有名である。 詳しくは、ググってWikiって頂ければ幸い。 さて、『さげゆん』である。 察しの良い読者諸氏のことである。何を吊るすかは言うまでもあるまい。 ただ、そのまま吊るし上げては干しゆっくりと何ら変わりはない。 やはり伝統だけあって、おめでたい彩りを加えるのである。 ここからは、取材した私の主観を交えて紹介することにしよう。 未だのんきに寝息を立てている、捕獲ゆっくり。 その隙に、公民館に集められた地元婦女会の方々が作業に入る。 彼女達は筆を手に取り、それに食紅を水に溶かしたものを付け、ゆっくりに模様を描いていく。 そのオリエンタルかつ雅な様式は、海外でも高く注目されている。 何より、そんな伝統技能が地元に根付いていることが素晴らしい。 鮮やかな手際で平凡な饅頭が、おめでたい雛飾りに変貌していく。 私程度の技量では、その食紅模様の美しさを表現することは、とてもできない。 そんなことを言っている間に、彩色済みの饅頭は次の工程に移行する。 『紐(ひも)付け』である。 饅頭に次々とヒモを通していくわけだが、乱暴に穴を開けていくような真似はしない。 苦悶丸出しのゆっくりが吊られていても、おめでたくも何ともないからである。 詳しくは地元の秘伝として教えてくれなかったのだが、ヒモの先にある金具を付ける。 それをゆっくりの口に通すと、どういうわけか、あにゃるからプリっと飛び出すのである。 あとは、あにゃるの下に大きな結び目を付け、結びと尻の間に綿を糊付けして裂けないようにする。 これでヒモ通し済み饅頭の完成であるが、1本のヒモに付き、4・5匹のゆっくりを通すのが慣例である。 ヒモ自体にも、工夫が凝らしてある。 色は実に様々で、赤白黄色、中には夜光る蛍光色を練りこんでいるものまである。 そしてヒモには繊維と一緒に、細長い金属が編みこまれている。 こうすると、ゆっくりがヒモを消化する速度が落ちるらしい。 先人の知恵である。 こうした単純ながらも繊細な工程を経て、さげゆん飾りが作られていく。 しかし、この饅頭どもは一向に目覚める気配がない。 不思議に思って、地元の方に訪ねてみると、明快な答えが返ってきた。 「捕まえたら、まんず酒を吹きかけるやんすよお。 そんしたら、めったなことでは起きることはないんすやあ」 あくる日。 私はあるお宅にお邪魔して、実際にさげゆん飾りが飾られるところを拝見した。 中々立派な邸宅。 主は、この度めでたく還暦を迎えられた緒等さんである。 「緒等さん、今回は取材にご協力頂きありがとうございます」 「いんや、毎年毎年息子やら孫やらが、さげゆん楽しみに来るんすから。 1人増えんても、どうってこともないんすやあ」 緒等さんの言葉通り、緒等家には主の息子2人に孫5人が遊びに来ていた。 息子さん達に話を聞くと、さげゆんのために一週間ほど休みを取ったという。 「この時期はやっぱり、さげゆんに関わらないと」 息子さん達はゆっくり取りから参加し、奥さんも彩色を手伝ったりしている。 こうした暖かい絆によって、さげゆんは伝えられているのだ。 ではそろそろ、お待ちかねのさげゆん飾りをご覧頂くことにしよう。 やはり生きたゆっくりを使うだけあって、さげゆんはうるさい。 なので、居間などからは少し離れた場所に吊るすのが一般的だ。 緒等家の場合は、離れの一角をさげゆんにあてている。 そこに近付くにつれ、やたら元気な声が大きくなっていく。 「ゆーん、なんにゃのこれ」 「はなすのぜ! まりささまを、はなすのぜ!」 「びぇぇぇぇん! たきゃいよぉぉぉ!」 「ゆわぁ・・・おしょらを、とんぢぇるみちゃい」 実際にさげゆんを目の当たりにして、私は息を呑んだ。 美しい。 ゆっくりの白い肌に塗られた紅が、文字通り踊っている。 それはまるで、優しく飛び交う幻灯のようだ。 そして饅頭が暴れるたび、ヒモも激しく揺れる。 揺れる度にヒモに編まれた金属がきらめき、夢のような光に包まれる。 「どんす。凄いでやんそ?」 「話には聞いていましたが、まさかこれほどとは」 「でんも、3月3日はこれよりもっと綺麗でやんそお」 これより美しいとは、いったいなんなのか。 今から桃の節句が待ちきれない。 ふと見ると、子供達がさげゆん飾りと戯れていた。 「やめてにぇ! ふーりふーりしないでにぇ!」 「めがまわるのぜ! たのむから、やめてくれのぜ!」 幼女が面白がって、ヒモをブンブンと振り回していた。 吊られまりさだけが、完全に赤ゆ言葉が抜け切っている。 逆にいえば、それだけ成長の遅い固体なのかもしれない。 適当に吊られているように思えるゆっくりだが、実はそれぞれに願いが込められている。 れいむは、美しい人になりますように。 まりさは、元気で健康でありますように。 ありすは、誰からも愛されますように。 ぱちゅりーは、賢くなれますように。 ちぇんは、良い結婚ができますように。 みょんは、仕事で成功できますように。 ただ、みょん種は御存知の通り淫語を操るため、使われることは稀である。 そんな親の祈りが詰まった飾りであるから、その扱いにも一定のルールがある。 この日も孫娘の1人が、れいむを強く引っ張った。 みちみちという軽快な音とともに、饅頭の皮が裂けていく。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛・・・」 「何してるの! さげゆん飾りを壊しちゃいけません!」 母親が血相を変えて飛んできた。 それはそうであろう。娘は美人であってほしいものだ。 だから、れいむ飾りを壊すなんてとんでもない。 母は慌ててれいむにオレンジジュースをかけた。 こんな修繕の容易さもまた、長い人気の秘訣なのかもしれない。 ともあれ、さげゆん飾りを壊すことは、残念ながらタブーとされている。 ちなみに、さげゆん飾りには野菜の切れ端などを与えるそうだ。 野生ゆに対する云々というよりは、昔はそれくらいしかやれるものがなかったのだろう。 3月3日の朝が来た。 私は緒等さんと一緒に邸宅の屋根に登り、『それ』を見下ろすことにした。 「そろそろ始まるやんすから、まぁ、見てくんさいやあ」 素っ気無い言い方だったが、緒等さんの顔には子供のような無邪気さが浮かんでいた。 「じいさまな、そんろそんろヒモ切りんすで」 「やあ」 どうやら、さげゆんのヒモを切るらしい。 階下から、かすかにゆっくり達の声が確認できる。 「ゆっ? こんどはにゃに?」 「まりさはじゆうのぜ! ゆっくりしないでにげるのぜ!」 「ゆっくりまっちぇね! れいみゅたち、つながってりゅよ」 「なら、ゆっせーのせ! でにげるのぜ」 「「「「ゆっ せー の せっ!」」」」 饅頭どもの会話に耳を傾けていると、緒等さんに肩を叩かれた。 「見んさいやあ。さげゆんが流れてやんす」 家のあちこちから、ヒモが通されたゆっくりが逃げ出してくる。 その数は時間が経つごとに増えていき、最後はひとつの大河のようになった。 紅い模様が押し合いへし合いし、鮮やかなヒモが輝きながら流れていく。 美しい。 思わず、そう呟いていた。 「どうでやんす。ちょっとした見ものでやんそお」 ちょっとどころじゃない。想像を絶する眺めだった。 紅色を施されたゆっくり達の群れは、まるで煌(きら)びやかな提灯行列のようだ。 街の至るところで飾りヒモが波のように揺れ、その度に全く違う色彩が浮かび上がってくる。 さげゆん達は山に帰っていくのだろう。 故郷を目指す健気さが、列の美しさを引き立たせているのかもしれない。 その時は、ただただ見惚れているだけだった。 後で振り返ってみれば、通りにある看板や自転車などは全て避けられていたようだ。 さげゆんが通るのを邪魔しない配慮であろう。 一切が終わった後、残されたのはいくつかの饅頭の死骸だった。 それを見下ろしつつ、緒等さんは悲しそうに語ってくれた。 「あれは付いていけんかったり、自分勝手なゆっくりやんす。 ゆっくり休もうとしたり、人様の家に上り込もうとしたりするんす。 そんなもんは、帰っても皆に迷惑かけるだけんすやなあ。 これもきっと間引きというやつやんして、良かったんだろけんど・・・」 後日、さげゆん会の会長に詳しく話を聞いた。 群れに帰ったゆっくり達は、再び冬ごもりに入るそうだ。 体内にある糸は、春までには消化されるという。 春の目覚めを得たゆっくり達は、決して人里に近付こうとはしない。 さげゆんがトラウマとなって、人間を恐れるようになるらしい。 こうして、人間とゆっくりはそれぞれの領域で暮らしていく。 さげゆんは、人とゆっくりが共存するための祭りでもあるのだ。 私は彼らに幸多かれと祈りつつ、街を後にした。 心には爽やかな感動が残っている。 しかし懸案ともいうべきものが、ただひとつ。 お土産にもらったこのさげゆん飾り、どうしたものだろうか。 (終) 【過去作】 ※単発物近作 ふたば系ゆっくりいじめ 1019 餡娘ちゃんに花束を ふたば系ゆっくりいじめ 929 ブラック・スイーツ・ちぇぇぇぇぇんソー ふたば系ゆっくりいじめ 906 蟷螂の斧 ※カオスVS鬼威惨 次回作近日 ふたば系ゆっくりいじめ 947 はげの復活(上) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※ぬえ nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあきに、感謝。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓↓↓馬鹿丸出しワロタw -- 2011-12-30 12 08 17 ↓↓うわぁ… -- 2011-04-16 03 00 22 ううん、確かに勝手に動き回る飾りって美しそうだ。 すんげぇ、煩そうだけどもw さげゆん、切った後に何かに紐が引っかかって死ぬ奴とか多そうw 異端扱いは、他のゆっくりが過去にされた記憶が有れば一応同族として扱われるんじゃね? -- 2010-12-11 22 55 58 ごみを放す集落ははやり病で皆死ね -- 2010-11-29 02 58 25 二行さんのこういうネタは本当良いなぁ。和む -- 2010-09-03 04 09 30 森に帰っても、異端として同属に殺されるだけじゃね? -- 2010-08-20 02 17 34